個人的「アイドル楽曲大賞」&「マイベストアルバム10」1~3月暫定版
タイトル通りです。付け加えるとしたら、ただの忘備録ってことと、聞き逃しが多いのでこの中にあってもなくても年間版には影響ないかと思われます。多分これから聞くんで。
ちなみに去年のランキングは以下の通りです。
アイドル楽曲大賞
メジャー楽曲部門(1~3月暫定)
1位「舞いジェネ!」夢みるアドレセンス
あれだけ感想書いてた位なんでまあ当然というか。ライブでも一層よかったので、生バンドとかやってほしいなぁ・・・なんて。
ただ、4月発売になる両A面シングルが「約束された神曲」というか。1グループ一曲の縛りで選んでる分、もしかしたらそっちを選ぶかもしれません。
(・・・と、この記事を書いてる間に「おしえてシュレディンガー」のMV発表になりました。
最高かよ。萌え殺す気か。)
同率1位「STAR☆ットしちゃうぜ春だしね」でんぱ組.inc
でんぱ組.inc「STAR☆ットしちゃうぜ春だしね」MV Full
で、そんな舞いジェネと、迷って結果同率にしたのはこの曲です。
いや、ぶっちゃけ最近までは「アルバム楽しみだなあ(小並感)」くらいだったんですけど24日にこのMVが公開されて、落ちサビ後「よーい、スタート!」ってラストサビ入るあたりで思わず泣いちゃいまして。
「サクラあっぱれーしょん」辺りから玉屋さんのつくるこういう曲聴くと自然と涙腺緩くなるんですけど、この曲関して言えばカントリーな音の感じ大好きだし多幸感いっぱいだし、それでもってMVもメンバーがこれまで積み重ねてきた個性と魅力をいかに爆発させるかっていうK.U.F.U(工夫)に満ちてるからもう最高。
春が似合うアイドルになったなって思うし、やっぱりメンバー全員底辺見てる分ポジティブな歌の説得力が違うなと。いろんなアイドルいて当然ですけど、僕はやっぱり前向きになるためにアイドル見ていたいし、そういう努力をしてくれる人こそ応援したいなと思います。アルバム楽しみ。
3位「雨と涙と乙女とたい焼き」乙女新党
乙女新党 - 雨と涙と乙女とたい焼き【DANCE SHOT VIDEO】
作詞:高橋久美子 作曲:日高央 編曲:ヤマモトショウ・rionos って並びがもうすごいなっていう話なんですけども。案の上よかったなと。
「シティポップ」だから云々って話じゃないんですけど、こういうグルーブ感程よい一方で、ふわふわしたファンタジーぽさが乙女新党らしい感じしてていいなと思います。
別件なんですけど、高橋さんが作詞で参加されてるAwesome City Clubの新曲「vampire」もすごいよくって。「この胸を締め付ける感じなんなの?恋なの?」っていう感じです。気持ちわりい僕。
4位「矛盾、はじめました。」Negicco
Negicco「矛盾、はじめました。」MV 作詞 土岐麻子 作曲 さかいゆう (2016/3/29 release)
そりゃいいに決まってるよ。って感じですね。
先日のライブでも見てるんですけど、「あぁブラス隊の効果もすごかったんだな」って後追いで評価が上がってきてますね。
5位「いつか見た虹のその下で」アフィリア・サーガ
アフィリア・サーガ「いつか見た虹のその下で」ShortVer.
なんか、思いがけず良い曲だなって。曲調のわりにエッジが効いてるというか。際立っていて好きな感じです。
僕詳しくなかったんですけど、リーダーの方が本作限りで辞めちゃうとのことで、その辺の状況もリアルタイムで味わえてたら、と思うともったいなかったかなとも。
その他
個人的にSKE48「チキンLINE」はすごい好きです。歌詞を除いて。
あと欅坂46「サイレントマジョリティー」もすごい良いです。48グループが前触れなく突然出すかっこいいエレクトロな曲大好きです。歌詞を除いて。
あと、去年全然聞いてなかった楽曲大賞インディーズ部門1位わーすたに一周遅れてハマってます。メジャー進出と聞いて楽しみが増えました。
あと個人的に気になってるのはミライスカートとWHY@DOLL。初見時とくらべても、ちゃんと聞くほどに評価が上がっていく感じです。
(4月6日0時 追記)
lyrical schoolのメジャー1st「RUN and RUN」のMVが画期的すぎると話題に
http://m.huffpost.com/jp/entry/9615906
この紹介記事、「スマホで見れば、そのすごさがわかる」の一言だけしか書いてないけど、その一言で十分ですね。
控えめに言って最高ですね。すっごいキュートで楽しいです。あと各ラップパートが長めなのが嬉しいです。みんな上手だなぁ。
てか早速もう5曲に絞れなくなってるんですがそれは…
インディーズ部門
詳しくないってのもあるんですけどまだまだ聞きそびれてるのが多いので、とりあえず二曲だけ並べる感じで。
「lost AGE」Maison book girl
Maison book girl / lost AGE / MV
こないだの「真夜中のニャーゴ」で紹介されてたんですけど、ものそいかっこいいですねこれ。リズム感がへんてこだけどぐいぐい引き込まれるかっこよさ。
てかブクガもなんでか聞けてなかったグループで、いろんな人の絶賛に乗っかれなかったんですけどこれからはちゃんと追いかけたいなと。
「フ♩レフ♩レミライ!!!」Fullfull☆Pocket
Fullfull☆Pocket「フ♩レフ♩レミライ!!!」(MV)
実は去年@JAM EXPOで見てたっぽいんですけどあんまり覚えてなかった(失礼)
この曲は、なんかもう理屈じゃなく「あっ!すきだこれ!」って感じです。応援ガールズユニットっていうバランス感覚もいいなって。
あとは、Faint★Starが4月9日に新曲だすっぽいので楽しみ。Cupitronもシングル出すんですけど銀河鉄道999のカバーらしい。なんだそら。
アルバム部門
こっちもぼんやり並べる感じで。
「METAL RESISTANCE」BABYMETAL
METAL RESISTANCE(初回生産限定盤)(DVD付)
- アーティスト: BABYMETAL
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2016/04/01
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1~3月リリースなのにいいのかって?コマけえことはいいんだよ!
前作も大好きなんで特にベビメタに対する感想も変わりなく「最高」ってことなんですけど。
ただ前回の時はヘビメタ全く知らなかったしむしろ轟音すぎて苦手だったんですけど、BSでやってるヘビメタの番組ちょいちょい見たりしてるうちに考え方が変わってですね。ヘビメタの良さって重低音の激しさの中で響くボーカルやメロディの美しさ、ユニゾン弾いたりのとかのかっこよさなのかなと。
パンクとかメロコアとかも激しすぎてついてけなかったんだけど、10-FEETはもともと好きだし、WANIMAとかも好きだし、メロディックなものが好き説。
「妄想インビテーション」妄想キャリブレーション
「YOUをちぇっくします」は無事に収録されました。(楽曲大賞の記事参照)
でんぱ組が秋葉原のいろんな文化を巻き込んだ結果クールジャパン的な文脈を背負っていったんですけど、その後楽曲を作られたグループなので、もう最初っからノリノリかつ和モノ楽器を織り交ぜて、もうはじめっから日本代表取る気満々というのが好意的ですね。
「Gemini」WHY@DOLL
- アーティスト: WHY@DOLL,SHUN,MEMIcream,神田怜鴎,Agree2,Jille.,BE L1GHT,ヒカリツカサ,HWAYI,岩佐麻紀,濱名琴
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2016/02/10
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これも@JAM EXPOの予習で前作聴き始めて、ゆったりノレる感じあるなーって思って好きだったんです。でもなんかシティポップ的な扱いしちゃってさらっと流しっちゃったんですよね。
いま改めて聴いてみるといまどきのアイドルに結構あるシンセの感じじゃなく、生音のあたたかみがあってすごいいいなって思います。
「アワー・ソングス」アイドルネッサンス
僕これソニーミュージックアーティスツの挑戦だと思うんですよ。「アイドルに音楽性を取り戻す」っていう挑戦。
もともとその曲やアーティストが好きな人、「なんで誰かもしらんアイドルがヘタクソに歌ってるんだよ」って人を納得させないといけないっていう。あとは「今のオリコンチャートが機能してない」ってドヤ顔でいう人ね。それらって、アイドルの出してる作品の音楽的価値が低いというところが根っこだと思うんですよ。そこへの挑戦。
個人的に、「Yeah!Yeah!Yeah!」のカバーがすごい好きです。てかandropの内澤さんが作る曲と女性ボーカルってすごい相性いいんだって思いました。南波志帆「MUSIC」とか。
「AMARANTHUS」ももいろクローバーZ
次点枠。 どっちかというとこっちのほうがまとまってるなって思いました。
あと、冷静に考えてももクロって同世代なんですよ。だから、変に肩ひじ張った硬派なメッセージをあえて背負い込んで、でもどっか女の子としてのストーリーをも含んだ結果こういうアルバムになったのは、ちょっとだけ親近感があるというか。
マイベストアルバム(暫定)
で、こっからは暫定のマイベストアルバムです。上記5枚も含めて候補を並べていく感じです。
「SPEEDSTER」 GENERATIONS from EXILE TRIBE
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すごい好きです。
ザイル系列は何か嫌いだったんですけど、無理やり言語化すると多分「ガテン系」というか、クラスで調子乗ってるDQNとか野球部とかバスケ部特有の嫌な感じがあって、大っ嫌いだったんですよ。レゲエ系も同様。
でも、三代目も含めてそういう肉体派のやな感じがちょっとずつ抜けてって、そっから「ダンスミュージック」とか「おしゃれ」的なワードが乗ってきてる感じします。というかはっきり言ってジャニーズ化してる気がします。この辺は、今まで「リア充死ね」の一言で蹴散らした分これからもうちょっと勉強したいなって。
もういっこ個人的に言うと、現状Apple Musicで宮野真守が配信されてないんですよ。でなんとなく近い雰囲気感じるので、代替として聞いてるのもあります。
「southview」MONKEY MAJIK
昔はずっと聞いてたんですよ、モンマジ。だけどいつの間にか聞かなくなって。そしたらApple Musicでおすすめされてたので聞いたらびっくりしちゃって。え、こんなんなってるの?と。
前もどっかで書いたんですけどモンマジの好きなところは日本語/英語の響き、それと兄弟二人のボーカルの響きが心地よいってところで。昔から早いギターロックにラップ載せてたりとかいろいろしてたけど、電子音使いながらこんなにダンサブルなビート利かせて、でもちゃんと「あの時好きだった」モンマジそのままで。
「TWELVE」 Mrs.GREEN APPLE
これも聞き逃してたんですよね。「よくある四つ打ちでしょ?」って。
遊戯王の主題歌「Speaking」もそうなんですけど、耳なじみでは今年トップ。じゃあ単純かっていうとそうじゃなくて、むしろ楽器とか音の数はめちゃくちゃ多くって、でもその一つ一つにちゃんと個性があって存在感あって。だから、曲単位で見てもいろんなカラーがあって楽しくなるし、アルバム単位でも全曲ストライクでまとめられてる。
あとボーカルの声が好きです。
「SHOW GIRL」ハナエ
「糖尿病になるレベルで甘い」って名言だと思います。全面ピンク色ですけど、声も曲調も全部カワイイ。一方でボーカルの猛烈な安定感。普通、女の子でもこんな歌えないでしょってくらい高い声でもメロディの起伏でも何でも来いな感じ。
あと相沢梨紗さんとのコラボも秀逸。りさちーの声どうなってるんだ。
声がかわいいという人はまあまあいらっしゃいますが、このレベルまで甘いとちょっと地獄というか、こっちの人権全部持ってかれる恐れがあってですね。このアルバム、全面ファンタジー感というか遊園地感で満ちてるんですけど、絶対に死屍累々の上にできてるファンタジーだし、「かわいさ」って「エロさ」「グロさ」の裏返しなんだなって思いました。
「BABEL, BABEL」GRAPEVINE
基本的には「Burning Tree」の流れを汲んでるのかなと。つまりバイン特有の空気感、空気感が根本にあってそこからどこまでも広がっていく感じ。でもその根本の実態は複雑で奥深くて・・・みたいな。で、前作よりはかなり見晴らしがいい気がする。すんごくメロディが良い。高野寛さんのプロデュースによるものもあるんでしょうか。すごい。
でも、その見晴らしの良さはたぶん田中さんがいろんなもの達観して物ごとを見ていることに起因してるのかな。「SPF」とか「BABEL」とか。バインの曲や歌詞はいくらでも深読み出来る底なし沼なんですけど、「答え?勝手に見つけたらええやん?」みたいに言われてる感覚。それがすごい楽しい。
「勇気も愛もないなんて」NICO Touches the Walls
ディスクレビュー用意してたんですけどまとまんなくって、準備中です。
ほんのり予告編書くとですね、3年ぶりのオリジナルアルバムにふさわしい感じにはなってると思う。NICOのイメージがどんなのかわかんないけど、彼らも本質的には「絶望を推進力に変えてくれる」バンドだと思う。
こんな感じです。とりあえず、でんぱ組とPerfumeがアルバム出すのが確定してるし、三代目とSCOOBIE DOまだ聞けてないし、サカナクションもそろそろ出してくるんじゃないかな。たのしみです。
あとこんなのおすすめだぞ!なんでこれ聞いてないんだよ的なのあったら是非お願いします。ええ。