自力で元気になるブログ

ハマでは新機軸のジュリアン

AKB総選挙、順位発表までに把握しておきたいこと

 

 

びっくりしました。

 

前回の記事読んでくださった方ありがとうございました。

 

 

で、前回書いた概要=「今の総選挙がつまんない理由」として

  •   「干されメンの大逆転」というような総選挙入賞の恩恵が、個人単位ではかなり少なくなってきたこと(選挙のカップリング曲の披露できなかったことなど)
  •  総選挙が個人戦ではなくもはやグループごとの勢い争いと化しており、そのし烈さによりダークホースを生みずらくなっていること
  •  という事は、この地域対抗戦の本質は「全グループ」のプロデューサー秋元康さんに勢いを見せつけ、楽曲の製作及び披露の場というリソースの配分の取り合いとなること
  • そして、それらの争いが詳しくない人には総じてわかりずらい 

ということを挙げました。

 

で、それを裏付ける発表がありまして

 

皆さんご存知の通り、AKB以下各グループは各自の劇場を中心に定期公演を行い、それが活動の肝になっています。これは、劇場がクローズになったHKTですらそうです。

 

そのセットリスト=公演ですが、

AKB48グループにおいて、劇場公演向けに新たに作成されたセットリスト。その公演のために創られた曲目を中心に構成されており、標題曲(タイトル曲)が公演名称となる。

オリジナル公演とは - はてなキーワード

わかりやすい出来事でいうと、過去に高柳明音さんや藤江れいなさんが総選挙順位発表の壇上で「オリジナル公演の直訴」を行っていますね。チームの代表として。

AKB48第3回総選挙、トップ40メンバーのコメント全紹介 - 音楽ナタリー

AKB48総選挙 藤江れいなが秋元氏へ公演を直訴 - エキサイトニュース

「秋元先生にお願いがあります。NMB48Team Mにオリジナル公演をさせてください!オリジナル公演を出来ないまま卒業していくメンバーが多いんですが、自分のポジションが持てるというのはスゴく嬉しいですし、自分のモチベーションが上がる瞬間でもあるので、それをTeam Mのメンバーにも味わって欲しいと思っている」

ちょっと「ポジション」というワードを説明。かつて48人÷3グループ=16人という事で、公演は16人単位でメンバーそれぞれに立ち位置、ユニット曲の配分されておりそれをその公演の「前田ポジション」「板野ポジション」と呼んでたんですね。

で、「オリジナル公演」に自分のポジションがあるっていうのは一種のアイデンティティというか、「ここにいたこと」の証になりますよね。メンバーにとってモチベーションになるってことは、そういうことですよね

 

f:id:colorfulwhite2:20160606220039p:plain

 

過去「オリジナル公演」が延期されまくったとか、高柳さん藤江さんの発言の背景は今回割愛するとして、「一番大切にしている場所」での演目を「総選挙の議席数」で、はっきり言って「積んだチケット(有料)の数」で決めることがどういう意味を持ってくるか。どう考えても、「大切な場所」って大嘘ですよね。

 

 

 

しかも、

 総選挙が個人戦ではなくもはやグループごとの勢い争いと化しており、そのし烈さによりダークホースを生みずらくなっていること

について問題がもう一つあって、つまり「総選挙で高順位につけること」でしか現状を打開できない、まだ覚醒できてないメンバーが各チームに一人はいるわけじゃないですか。前回の言い方でいう「日の当たらないメンバー」ですね。

そういう子ってもう日ごろの活動でワンチャン注目してくれる人をがんばって集めるしかないんですよね。さっき公演は16人一単位って言いましたけど実際にはチームに16人以上所属していてあふれちゃってる子もいるんですよ。メンバーを活躍させるための劇場を「金」で左右させる、そんな扱いして言いの?って思います。

 

 

僕は性格ねじ曲がってるけど、それでもメンバーみんな裏ではさぼりまくってる性格最悪だなんて思いたくないですよ。

あとこの際ですけど僕はAKB大好きですよ。大好きだからこそ、「これから…どうすんの?」って気持ちでいっぱいなんですよ。

 

 

 

 

運営の言いたいことを総合するなら、「メンバーのスキル、礼儀マナーまで教える余裕はないししたくない」「芸能界は厳しいんだからそれを自覚してくれればいい」ってことですよ。自分の気が付き待ち

AKBの次世代エース候補の宮脇さんと向井地さんには共通点が二つあります。「子役出身」それと「文才」です。文才はNMBの須藤さんにも言えます。 そしてこの二つはすぐには身につきません。経験力でカバーできるはず、ですがそれをすべての若手・中堅に経験させる気は今の運営にないのは明らかです。プロ意識をはじめから持った子か純真無垢な良い子しか輝けないグループに個性って芽生えますかね。

 

 

 

 

だから僕は、リソースの枯渇に対して何の手立ても売ってないこと、リソースの最適配分を全く検討してないこと、そしてその象徴がこのオリジナル公演の扱い方の問題だと思います。

 

宇野常寛さんの擁護を全力で試みる

ひさびさにまとめサイト見る案件ができまして

www.akb48rompen.com

にゃんにゃん仮面、一応だれかわかんないって体なんですけど完全にポスター某じはるさんですよね。

で、ぶっちゃけ某じはるさんは総選挙は上位確定なメンバーなんですよ。順位低く予想するのも失礼なレベルのメンバーだし、実際に低い順位にも置けないんですよ。

こ某はるさんが選挙でる意味っていうのは、たとえば「最後の総選挙」とか「最後に単独センターを!」とか本気を出さざるを得ない物にしないといけないのは、某じはるさんのAKB卒業後の地位に関わるからなんですよ

 

そして、何度も言ってるように総選挙でもなんでも使ってメンバーを売り込んでいかなきゃならん時に、本気で壁になるんならまだしもこんな醜悪なおふざけに負けて順位落として選抜落ち、下手すりゃ圏外に落ちる子は確実にいますよね?某じはるさんや運営は責任とれるんですか?とる気ないでしょ。

 

運営が、今の総選挙の問題を検討して、本気でこれで話題性を取り戻せると思ってるんなら正直終わってるとしか言いようがない。

 

アウトソーシングするのか問題

あと、「秋元先生のリソース奪い合い合戦」って話について、なるほどっておもったのが

 

だからもう、秋元さんいっぱいいっぱいで底上げが期待できなくて、格差が広がり続けるんだったらもう外部に作ってもらえばいいじゃないって話ですね。

 

…現実にするのかって話ですよね…こんだけ勢いがないだの言っといてSKEが30万枚売っていて、しかもこの窮地を脱しようって意気込んで買ってくれるファンがいる以上秋元大先生としては30万枚分の印税手放したくないよねぇ…

 

秋元さんへの誹謗中傷はこの辺にして、ただSKE単独でa-nation決まった!みたいなこと考えて、レーベル毎の繋がりで売り込み掛かってもいいかなって思います。

30万近く売り上げがあって、露出の機会がある。何より周りの要素だけでなく楽曲をきちんと作れば話題になるのは「サイレントマジョリティー」で証明済み。参加してうまみがあるし参加したいミュージシャンいっぱいいると思いますけどねぇ・・・

 

 

ただ、秋元さんの哲学との兼ね合いはこのままでいいのかという問題もあって

 

専門家じゃないので何とも言えないんですが、「質の悪い」スピーカーに重低音ガンガン利かせた曲流した時の不具合って何か考えられるんでしょうか。

ただアイドルフェスって総じて音質悪くて、萎える時がどうしてもあって。

その点、どんなに音が悪くても、曲が微妙でもある程度スピーディだったらアイドルのライブでの動作に関係なくmix打って盛り上がれるわけじゃないですか。

あと、バックの曲が強すぎると歌声が負けちゃう、これは文脈の人にとっては耐えられないんじゃないかな、とは。

 

ただ、散々論じられたことですがロックフェスの体育会的ノリって「四つ打ちや重低音で体が動いちゃう」って側面があるわけです。だから、アイドル本人じゃなく外音にも気を使ってほしいんだけどなぁ。

 

 

さいごに

なんども言いますけど僕はアイドル大好きだし、AKB大好きですよ。

武藤十夢さんだけじゃなく、みんなに報われてほしいと思ってます。

 

おかぱんさんのようにどういう形で結果が表れるかわかんないんですよ。回り道が全部無駄だとは思わないし、どんな経験がどう役立つかはわかんないけど、でも僕がいいたいのはひどい理不尽に耐え忍ぶことが努力なの?という事です。

アイドルとして忍耐は大事だと思いますが、ある目標に向かって頑張って良い結果を待つ忍耐と、大人としてするべき一切の評価とお膳立てを怠りながら事故を待つ忍耐は違うと思います。

 

 

AKBに関わる「全ての人」が前向きになれる明日が来ることを、1ファンとして願っています。