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自力で元気になるブログ

就活を放り投げて趣味に生きる男の図

callmeを聞いて思った、SHANADOOはもっと評価されるべき

アイドル 乾燥した感想 駄話 音楽

前回楽曲大賞の記事かいといてなんですけどcallmeの2ndアルバム『This is callme』くっそいいなって話で。

 

で、この感想を述べようかなって考えた時に、とあるグループがちらついたんですよね。

 

現段階でSHANADOOというグループを知ってる、否覚えてるって人はいったいどれだけいるんだろうと思うんです、特に今熱心にアイドル聞いてる人に覚えてる人がいるかっていう話をこれからしますね。

ちなみにcallmeのことはアルバム二枚好きで聞いてますけどライブは直接見れてないです。TIFでも見逃した。SHANADOOはリリース当時からアルバム聞きまくってます。それでは。(こういう紹介書くときはどれくらい事前知識や思い入れがあるかを先に書くようにしてます)

 

①callme「This is callme」感想

まずちょっと上のツイートとかからcallme聴いてもらってですね、今のアイドルシーンで一言目に「かっこいい・・・」って出るグループは風男塾以来、普通に女性の恰好してる中では初なんじゃないかなと。


callme / Sing along -Music Video-

Perfumeっぽいっちゃそうなんですけど、ちょうどPerfumeが「チョコレイト・ディスコ」「ポリリズム」から本格的に見つかってそこからカッコよさ要素をエンチャントし出したところ、callmeは出だしいきなりですからね。Perfumeの二枚目ったら08年の「GAME」ですよ。


Falling for you Remix / callme Live Museum 2015 Who is callme? at Kawasaki CLUB CITTA

てか見れば見るほどPerfumeに見える不思議。

とはいえcallmeがいきなりこうだったかというとちょっと違うんですよね、結論を言うと、Perfume感は音の感触もあると思うんですけど、アイドルとしてのバックボーン×純avexサウンドのコッテコテな感じのハイブリッドから来てるんだって話です。

これを段階的に書いていきたい。というわけでまずグループについてなるべくシンプルに来歴を触れると

  1. 2010年仙台で「Dorothy Little Happy」結成、翌年3月、東日本大震災の影響も受けつつavex traxから「デモサヨナラ」リリース
  2. 2014年12月30日、派生修行ユニットとしてcallme結成発表
  3. 2015年4月28日に秋元瑠海、富永美杜、早坂香美の3人が、7月12日のツアーファイナル公演をもってのグループからの卒業を発表。以後callmeとしての活動に専念。
  4. ドロシー、7月31日にUNIVERSAL GEARへのレーベル移籍を発表。
  5. callme、10月28日にavex traxからファースト・アルバム『Who is callme?』リリース。

このへん、いろいろあったっぽいのを外野から眺めてただけなんで無責任なことは言えないんですが。wikiを引用すると

さらなるアーティスト力の向上のためにメンバーそれぞれの得意分野を活かし「完全セルフプロデュース型ガールズユニット」として衣装やメイクといったビジュアル面も自分たちで考え、楽曲の作詞を3人が、作曲をMIMORI(富永美杜)、振り付けをKOUMI(早坂香美)が担当している。

Dorothy Little Happyのことは今日はあんまり触れないですけども、少なくとも今のcallmeに関して言うと「本人たちがやりたいこと」の制御が効く範囲の活動ではあると思うんですよ。上の動画も含め。

加えて、今の活動の中ではアレンジャーさんの力量が大きいのかなというのがライナーノーツ上でもあってあって

http://avex.jp/callme/news/detail.php?id=1028072

 

僕基本的に「アイドルは自分で作詞作曲してないからクソ」ってアイドル叩くロキノン厨(そんなやつもはや絶滅したと思ってたけどまだいるっぽい)嫌いだし、一方で自分で曲作ってるから偉いなんて一個も思ってないし、そういう意味でcallmeの作品をほめるつもりは毛頭ないです。

実際出してる曲を聴いて、あくまでソングライター兼プロデューサーcallmeが秀逸だと思うし、アレンジャーさんひいては活動全体を統括してるavex側の人すげえって話です。

 

<小括>

・callmeは「踊れるカッコいい」アイドルである

・こう書くとPerfumeの影がちらつくけど、「ドロシー時代の正統派アイドルとしてのバックボーン」×「avexサウンド感」って組み合わせがそうさせてるんだと思う。

 

Perfume以後、女子流スパガ以前としてのSHANADOO

ちょっとcallmeの良さとして「セルフPerfume」みたいなこと言いすぎて反省してるんですけど 、avexのガールズグループの歴史考えるとPerfumeって結構いい位置にいるというか。ちょっとその話します。

以前PerfumeやAKBが「モー娘。失脚以後の女性アイドル」として大成したのが07年という話をまとめました。そして10年の第1回TIF開催そしてももクロの活躍という話も同時にしました。

今日話したいのはこの間、08~10年の話です。実はこの時のavexのガールズポップのリリース傾向がかなり面白いんですよね。

というのも、ちょうどこの時にavex内部でTRFや安室浜崎倖田あたりの女性ダンス&ボーカルグループの流れから一般的に言われる女性アイドルが分かれたっぽいんですよね。「若い女の子が歌って踊る」ところはおんなじですけど、前者は初めからJ-POPシーンのメインストリームに立っていて、後者はPerfumeやAKBの守備範囲に攻め込んでると。そしてその転換点にいるグループこそSHANADOOといえると思うんですね。

08年ってavex的にはgirls next doorという社運を賭けた企画を始めた年で、彼らって明確にavexらしさ全開の曲なんですよ。それ含めでかつてないくらい嫌われたグループなんすけど。

www.youtube.com

今聞くとやっぱり歌詞が練り込み不足というか、サウンドのどっかで聞いたことある感は「ごり押し」されたら嫌んなっちゃうねって感じで。あとこの頃はまだ浜崎あゆみELT倖田來未辺りはバリバリ第一線ですから余計にそう思っちゃうんですね。

そして、Perfume感じるのはお前のさじ加減じゃねえか!ってはなしですけどこの前年にブレイクした影響ってやっぱでかいと思うんですよ。どっかで聞いたことある感を植え付けちゃった件、avexっぽさをテクノポップが確実に追い抜いていったのは、08年同時タイミングで紅白初出場を果たしたPerfumeガルネクのグループとしての寿命を考えてもらえれば。

で、ここまでは覚えてる人も多いはず。つまり露出量キープごり押しという「事務所のブランドパワーと消費者ニーズの決定的な乖離」として覚えてる人は多いと思うんですが、実はもう一組続きがいたんですよ。それがSHANADOOというね。それは宣伝コピーを見ればわかる。

www.youtube.com

 

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00年代最後にして最強の大型新人の日本デビューALBUM!! 新人としては異例の大型タイアップが満載、MySpaceでも話題沸騰中!! 日本だけでなく、ヨーロッパでも既に話題の最先端“Cool Japan”POPの完成系!!!

【タイアップ情報】
●Love Space Ship:L et lena(ザ・ベルクラシック)TVCMソング
●Yeah Yeah Yeah Yeah:スポーツデポ TVCMソング
●World's End Supernova:くるりの名曲「World's End Supernova」をカヴァー!! Z-NATION supported by HOUSE NATIONテーマソング
●Sound Space Scope:テレビ東京系6局ネット「ドーラ」エンディングテーマ
●MERRY TIME:サンマリエTVCMソング
●WALK'in ON !!:東北 Honda Cars「知っ得!なっとく!キャンペーン」TVCMソング
●real intention:フジテレビ系 みんなのウマ倶楽部 エンディングテーマ
●Dora Theme Song (SHANADOO Version):テレビ東京系6局ネット「ドーラ」オープニングテーマ

こういうコピーついて、タイアップがめっちゃついてて、でもMステとかで見た記憶ありますか?実はSHANADOO自身クラブ含めてかなり現場中心の活動方針だったようなんですね。

で、僕は「real intention」が北海道ローカルのCMで流れてて一発で覚えたんですよ。「お!Perfumeの新曲か!?」って。

ここが転換点なんですよ。この09年という「Perfumeがピコピコしたポップスのいいとこぜんぶ取り」「avexパワーの失墜」そして、「10年の少女時代・KARAデビュー」によって一気に忘れられたくっそカッコいいダンス&ボーカルグループがSHANADOOなんですよ。


SHANADOO / Love Space Ship

でも・・・これリリースが09年ですよ!?こういう、楽曲面でクラブシーンを主戦場にできるグループが七年前に既にいて、16年現在ULTRA JAPANに数万人動員するくらいダンスミュージックが根付いたわけじゃないですか。正確にはEDMか。

 

 

 

その後avexがどう出たか。2010年1月に発表された、SweetS以来7年ぶりに送り出したガールズグループ(この時点で既にアイドルですらない!)東京女子流のデビュー、そして2009年12月スタートの「エイベックスとしては初となるアイドルグループの結成目的とした大規模一般オーディション(By Wikipedia)」から生まれたiDOL Street第一弾としてのSUPER☆GiRLS…さらに先述のとおりavexからドロシーもデビューしたりと(アイドルが儲かると知ったのか)もう一路線増やしてきたのは明確ですよね。SHANADOOとかICONIQとは別路線のね!

フォローになるかわかんないですけど、ガルネクやってた鈴木さんは僕の中では「週末Not Yet」の人ですからね。あれも「青春」or「大人への主張」しか能の無かった当時の48グループでは超珍しくキラキラしたダンスチューンだったね。


週末Not yet / Not yet

 

≺小括≻

07年 Perfume、AKB飛躍

08年 ガルネク嫌われる

09年 SHANADOOデビュー(転換点)

10年 女子流デビュー、iDOL Streetスタート

11年 Dorothy Little Happyデビュー

 

 

まとめになってない何か

というわけで①callmeの歴史とアイドル的要素②avexにおける女性グループの転換期 という2点に分けて話したんですけど、こっからは妄想の話で。

なんでかというと、先述した通りSHANADOOはタイアップゴリゴリで売ろうとしたavex最後の世代のひとつなんですけど、callmeもデビューからすぐタイアップついてるんですね。

そして恐ろしいことに、SHANADOOとcallmeさらにはDolothy Little Happyまで「東北 Honda Cars」のCMに起用されているという・・・

百歩譲ってドロシーは仙台だからわかるけど、なんでSHANADOOが・・・?これはもう、SHANADOOのころに培ったものであるとしか思えないですよ。

そして、ここ数年のEDMブームが日本にも定着して、K-POPや三代目あたりもEDMを吸収しだして・・・クラブシーンそのままメインにもってこようという流れを7年も前からやってみたSHANADOOってもっと語られるべきでは?と思った次第です。

 

 

あれ・・・callmeのはなしは・・・?

 

 

 

はい、現場からは以上です。