ロッキンのチケットがまだ売れ残ってる問題
いろいろ調べてみると、初めて「ロッキンのチケットのソールドアウト」が起こったのは2002年だそうです。
そして、全日ソールドアウトが初めて起こったのは2005年でした。
この年はCoccoとくるりのコラボユニットや、坂本龍一やKEN YOKOYAMA、銀杏BOYZ、YUIなどが初めて出演し、メインステージのヘッドライナーは、前々年最終日大トリのRIP SLYME、Mr.Children、サザンオールスターズ、というラインナップでした。
以後ロッキンはチケット入手すら困難になる人気イベントとなっていくわけです。かつて2日開催だったものが3日間になり、そして2週4日開催になりました。
フェスの全日程ソールドアウトが当たり前な流れはそうそうありません。既存のアリーナ1つ使うならともかく、なにせ広い土地が埋まるくらいの人を集めるなんて簡単じゃありませんし、チケットも安くありません。
知名度高い大型フェスであればあるほど、返ってその傾向は強くなります。日本四大フェスですら、フジやライジングは遠い、サマソニは高いし洋楽、みたいな感じですし。
それでもロッキンは、一般のイメージとしたチケットが取れないと思われがちです。
実際どれくらいチケットが取りづらいか。一般発売の日とソールドアウトの告知が出た日を調べてみました。なお殆どの場合1日のみのチケットになります。
2018(7/18日現在)7/7一般発売開始、同日8/5チケット売り切れ
2017 7/8一般発売開始、同日全日程売り切れ2016 7/9一般発売開始、同日8/6.14売り切れ
8/4 7日チケット売り切れ
8/11 13日チケット売り切れ
2015 7/12一般発売開始、同日8/2.8売り切れ
7/27 1日チケット売り切れ
8/4 9日チケット売り切れ
2014 7/12 一般発売開始
8/1 全日程売り切れ(日別の細かい売れ行きは不明)
2013 7/13一般発売開始 同日全日程売り切れ2012 7/15一般発売開始 同日8/4.5チケット売り切れ
8/2 3日チケット売り切れ
2011 7/9一般発売開始 同日全日程売り切れ2010
7/10一般発売開始
7/11全日程売り切れ
2009 7/4一般発売開始 同日全日程売り切れ2008 7/5 全日程売り切れ
2007 7/9一般発売開始 同日全日程売り切れ
(これ以降公式サイト確認できず)
というわけでですね、年によっては8月に入っても売り切れてません。
掘り下げるなら、露骨に売れ行きの流れが遅くなった15年以降のことを掘り下げるといいかもしれませんが、しんどいのでやめます。
まあ僕みたいないっちょ噛みしたいリスナーが多く居がちなラインナップであるのも事実、なにより一日分しか即日ソールドアウトしてないのは調べた限り十数年ぶりというのは考えものですが、タイトルにある「ロッキンのチケットがまだ売れ残ってる問題」に関しては「うるせえ!!!!知るか!!!!!」でファイナルアンサーでございます。
お後がよろしいようで。
追伸
売り切れる年の傾向を考えてみたのですが、多分「毎年出るわけではないが、ちょこちょこ顔だしてくれる人」の要因があるのかな?と思い、あの人たちのことを調べて見た。
17年 15年 13年 12年 11年 10年 09年 08年
ごめんこれ全然関係なかったわ