音楽オタク的「プロレスの入場曲」特集
最近妙に周囲でプロレス熱が高まっているのを感じるので、兼ねてからあっためてたネタをここでご紹介します。
ズバリ、プロレスの音楽特集!関ジャムでもちらりとやってましたが、あっちはスタンハンセンとかでしたし、僕はいまちょうど第一線でやってるレスラーを中心にお届けします。
ギター強め、ロックみ
やはりこの系統で一番わかりやすいものは「棚橋弘至」「オカダカズチカ」のツートップですよ!
「新日本のエース」棚橋さんの曲は2017年初頭から変わったんですけど、「Go ACE!」って掛け声が新たに加わったんですよ。
オカダ選手の曲より、ギターソロのメロディがめっちゃイカしてるんですね(いけてない表現)
「レインメーカー」オカダ選手、直近で結構リミックスが入ってるんですけど、「オイ!!!」!!!って掛け声が入ってるところは変わらず。
こちらは、棚橋選手の曲に比べコード弾きのリフが特徴的でリズミカルだと思います
疾走感、という意味では「ゴールデンスター」飯伏幸太選手もさわやかでとても良い
ロック風味の変わり種
区分が難しいけど、上三曲とはちょっと趣が異なるかな、っていうので紹介します。
まずは後藤洋央紀選手。はっきり言うと、選手のルックス、プレイスタイルすら意識されてて、一番好きな入場曲です。
風貌がもうすでに荒武者ですから
あと特徴的かなって思うものとしてジュニア戦士の「KUSHIDA」と「BUSHI」があると思います。試合映像なので音質はあれですが。
僕が今一番好きな推しのレスラーなんですけど、KUSHIDA選手の曲は、ギターロック調のところにシンセブラスが効果的に入ってるんですよ。ノリもいいですよね。
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のマスクマンBUSHI選手のは逆にエレクトロニカな曲でギターの音色が凄く効いてる。
これ図ったかのように構造が逆なんですよ。プロレス的にかなり因縁の深い二人なんですが、とりあえず引くほどのライバルとだけ言っときますね。
シンセ強め、クラブっぽいの
BUSHI選手も所属しているチームのリーダー、内藤哲也選手は、かねてからクラブっぽさを意識した曲調です。
内藤選手のプロレスの特徴は最高速度がめちゃくちゃ早くてテクニカルなところで、曲とも合致してるんですよね。チーム結成前から変わらない部分なんですけど、ちょっと悪くなってから緩急自在になったところがさらに面白いですね。
そんな内藤選手に対し、何度も何度も悔しい思いをしながら食らいついてる「ジュース・ロビンソン」選手
こっちはかなり今っぽいクラブの音が鳴ってると思うんですよ。
冒頭のキックが入った後からの盛り上がり方が、すごく本格的だし、これが会場だと良い感じに響いて大会場ほど映えるんですよ。すごく陽気な選手ですし。
大好きな選手なので、ねじ込みました
もう一組、「ロッポンギ3K」というタッグチームもありまして。
ロッキー・ロメロっていう、かれこれ10年以上新日本に上がり続けてたレスラーがいました。特にタッグチームを組んで活躍してたんですね。
今は、去年海外での修行から凱旋帰国した「SHO」「YOH」(若手時代から修行中もタッグを組んでいる二人)の「監督」って立場になったんですよ。
そんな彼には一個特技がありまして。「作詞作曲」っていう 笑
この曲も、以前使っていた自身の入場曲も自作曲でした。
どうしても公式にエントランスムービーを上げてるのが新日本プロレスばかりで特集しづらいんですけど、他団体だとプロレスリング・ノアの丸藤正道選手もテクノな感じでかっこいいんですよ。彼もまた、華麗な空中技とテクニックで魅力する選手です。1:43〜から
不穏なもの
かつてのヒールレスラーって、ハードロックとかヘヴィメタルが多かった印象なんですが、最近は「怪奇派」ってのが結構多くて、不協和音が多かったり背筋がぞくっとするようなものが多かったりします。
代表的なのを
今年凱旋帰国してみたらなんか恐ろしい事になってたジェイホワイト選手。オカダさんやロッポンギ3Kと同じ「CHAOS」所属ながら、タッグマッチでも連携を特にするわけでもなく、やられてても見殺しにするみたいな怪奇派の様相を呈してます
もう1人、内藤選手のパレハ(パートナー)として帰国した時に怪奇な感じになったEVIL選手
EVILって名前がすでに、という感じなんですが。
ただ実力は折り紙つきです。オカダさんにも棚橋さんにもサシで勝ってますし、こういう風貌でありながら誰もが実力を認める次世代のスターレスラーです。
個人的に一番恐ろしくて好きなのは、BULLET CLUBの「マーティー・スカル」選手
KUSHIDA選手やBUSHI選手と同じ階級の選手なんですが、よりダーティプレイに寄ったプロレスも見せますね。この辺も、ライバルの「ウィル・オスプレイ」選手との関係とか考えるとすごく味わい深いんですけど割愛。
マーティースカル選手と同じチームを組む「ケニーオメガ」選手
最近は悪さが少し抜けてきたんですが、数年前は本当に悪い手を連発しつつド派手な技で一気に決める憎たらしいほど強いプロレスラーでした。今はシンプルに強いレスラーであり、新日本のトップ=現IWGPヘビー級王者に君臨しています。
版権もの
それこそ猪木馬場の時代に活躍していた、レッドツェッペリン「移民の歌」を使ったブルーザーブロディというレスラーがいまして。
こういう時代もありましたね
元がアニメのキャラ、という背景がある獣神サンダーライガー選手やタイガーマスク選手もそのアニメの曲を使ってます。
あと鈴木軍のボス、鈴木みのる選手。中村あゆみさんの「風になれ」を使っていて、ビッグマッチには本人登場したりも
特殊な例としては、CHAOSの石井智宏選手
この曲自体はオリジナルですが、実はMAY'Sが作曲しています。親交もあるようで、MVに出たりもしてます。
なんなんすかこれ
個人的にこれが見てもらいたいが故にこのブログ書いたみたいなところがあります 笑
フォローをすると石井さんは、恐らくいま一番熱い試合をする、世界最高のレスラーの1人だと思っています。世界中の団体から引っ張りだこな上、9月に広島で王者ケニーオメガに挑戦が決まっています(ステマ
版権ネタすぎて公式にもあげられないネタとしては、WRESTLE-1所属の黒潮"イケメン"二郎選手。福山雅治「HELLO」を入場曲にしているんですけど、フルコーラス流してもまだリングインしないんですよ。ファンと写真撮ったり握手したり。僕も撮りました。
ちょうど怪我したとのことで間も悪いですが、早期復帰祈願ということで
まとめ
公式に上がってないとこだと、全日本プロレスの諏訪魔選手、大日本プロレスの関本大介選手なんかは、すごくオールドな雰囲気の入場曲で好きです。
あと、ドラゴンゲートっていう団体のレスラーはほんとみんなかっこいい入場するんですよ。YAMATO選手が好きです。
話のネタはまだ色々あって、欠場中の柴田勝頼選手は、LOW IQ 01さんが作ってる、とかもあるんですけど、そろそろこの辺で失礼します
新日本プロレスの入場曲はApple musicに解禁済なので聞いてみると良いと思うよ!いえい!