自力で元気になるブログ

ハマでは新機軸のジュリアン

重低音が無い時の話

新しい地図の新曲「星のファンファーレ」を聞きましたが、最初の印象から大きく変わってしまったことに気がつきました

 

それが、タイトルにもなってる「重低音が無い」です。

 

もちろんドラムの音もベースの音も聞き取れます。しかし他のパート、例えばボーカルやブラス、ストリングスに対してあまりにも小さすぎるということです。

 

 

 

僕は非常に極端な人間なので

「重低音を聞くために音楽を聴いている」

「重低音がすごいからクラブミュージックが大好き」

「重低音が弱い曲は聞く価値なし」

という困った人間であることを自認しているし、時折苦しくなります。

例えば今。

しょうもない理由でがっかりし始めます。そうやってがっかりした場合大抵聞く優先順位がみるみる落ちてフェードアウトします。

もし仮にみんな聴いて然るべき音楽(なんてものは本当に存在するのかわかりませんが)で、一向にブログやツイッターで聴いてる様子が出なければ、そういうことです。

 

 

 

そんな中でも、「星のファンファーレ」のように、がっかりしつつも「すげえいい曲だな」と感じているわけですが、このケース年に数回発生します。

 

例えばDAOKO×岡村靖幸の「ステップアップLOVE」。

岡村靖幸って自分のイメージでは「重低音がすごい響く音源をリリースしている人」だったんですよ。その流れがあって「あれこの曲ベース存在する?」みたいな疑念があったりもしました。

ちなみにその誤った認識は改まっております。18年初頭新木場Agehaのイベントに出演した岡村ちゃ…トイプードルさんが率いるOL Killersが流してくれた時、やっと気が付きました。

 

あと、ひと昔前のアイドルはこの件でモヤモヤするケースがすごく多かったのを覚えてます。バンドっぽいサウンド、クラブやソウルっぽいサウンド、そういうにおいがあるサウンドであればあるほど、あってほしい音量や音圧がなくてがっかりみたいなこともありました。

逆にそれが全く無いのも、Perfumeももクロ等様々いましたね。

ほんと、リリスクとかPassCodeとかしっかり音を出してくれるアイドルが出てきてありがたやです。LDH系とかも結構ありがたいです。

 

 

 

そういう、あって欲しかった音圧に届かないみたいな現象を補完するためになんとか努力はしました。

 

例えば、ソニーのEXTRA BASSやJVCのXXシリーズ等重低音をブーストしてくれるようなイヤホンやヘッドホンを導入する

例えば、iTunesなどのイコライザを変えてしまう

例えば、iPhoneでイコライザをいじれるアプリをダウンロードして、そこから音楽を聞く

そこまでしなきゃいかんのかと言われれば「そうなんです」と言わざるを得ないんですよね

こちらで再生環境ととのえられるなら、そうした方が「がっかりする曲」を減らせるんですね。僕はあくまで「音楽が好きなリスナー」でしか無いですから、嫌いになったら勿体無いってだけです。

 

 

 

 

ただまあ、重低音が全てでは無い、というのもわかります。

それは、アイドルソングに対して「重低音」だけで反応して他の魅力を切り捨てる愚かさもそうです。

 

例えば僕は、究極の場合イヤホンからでも胸まで(物理的に)響くくらい重低音あればいいなあと思ってるんですが、その環境でUNISON SQUARE GARDENなんか聴いた時にはもう頭もげると思うんですよね。

 

あと、最近の音源でいうNulbarichとか踊Foot Worksあたりなんか音の感触とかベースラインはすごく滑らかで柔らかいので、音量は大きくても迫力がありすぎない方がいいなあとか思いますし。

 

あと重低音がすごいイヤホンって、トラップみたいに細かくハイハットやシンセベース刻まれると結構きついんですよね。Official髭男dismとかbanvoxとか。好きですけど。

でもまあ、SPECIAL OTHERSみたいに柔らかい音色でドラムやベースの手数がすごいみたいなケースもあるにはあります。無論大好きです。

逆にずっと聴いてこなかったメロコアやパンクはリズムが合わないって感覚もあるんですけど、手数もそうですし最近って結構普通のギターロックでも使われるリズムだよなあとか思いつつ、トラップの方がより細かくね?とか思いつつ。

 

 

 

あとは「重低音の音そのものよりもリズムが重要なのでは?」とか「重低音が強そうだからってbeatsはちょっとクセ強すぎるんじゃないか」とか色々あるんですがもう筆を置きます