自力で元気になるブログ

ハマでは新機軸のジュリアン

レペゼン地球とクラブの雰囲気の話

 

 

はじめの方にはっきりと言っておきたいことがあるのですが

 

僕はレペゼン地球けっこう大好きです!

 

 

個人的には、クラブ系の音楽をやっている人たちの中でもかなり象徴的な存在だと思います。

 

クソ野郎だけどな!!

 

 

 

というのは、基本的に彼らの路線って

「悔しい思いをした」

「でも決して忘れないし、無かったことにはしない」

「見返してやったぞ!どうだ!と見下ろすというよりも悔しさをバネに乗り越えてきたからこそ今があるし頑張るんだ」

という部分一貫してるんですよ。

 

そこだけ切り取ったら、僕の好きなバンドやアイドルに非常に高い精神性だと思ってます。

バンドならNICO Touches the Wallsやら10-FEETに[ALEXANDROS]

アイドルならでんぱ組.inc なんか特にそうだと思うんだけど

 

 

 

だから、レペゼン地球のやってることや歌詞の内容に賛同できなくても、その精神性って凄い共感できるし、力強いんですよ。

だし、かなり普遍的かつ万人が理解しうるもの

 

なので、正直信じられない人が多数だと思いますが、平気で幕張メッセワンマンとか(中止なったけど)西武ドーム2日間とかは、まあ普通にやれる支持層があるってことなんですよねこれ。

ハロウィンコスプレなんかだれがすんねんとか、ULTRA JAPANに数万人とかどっから来てるねんとか、そういう想像力って意外に難しいですけど、それに近い

 

ちなみにおそらく若年層にとってレペゼンは「へんてこなYoutuber」であると同時に、非常に人気の高い歌手である、という認識はあった方がいいでしょうね。

我々(94年世代)にとってのORANGE RANGEとか湘南乃風とかファンモンとか、それくらいの存在感はありそうな気がする。

俺たちにとってのファンモンって例えはけっこう良い気がする。歌詞の感じとか。

 

 

でもって、件のようなレペゼン地球disって、今更すぎるセクハラ・パワハラの認識に関しては、まあ正直今のクラブ界隈にいる以上はもうしゃあない気がします

女子目線でもCREAMとかAYA a.k.a.PANDAとか、ああいうのが歌えてしまうのをみると、もう「する側・される側」はお互いに確信犯的な感じなのではないかと

 

 

でもって「音楽が好きでクラブに来てる層」だったり、あとは「ナンパとかは鬱陶しい」という層が、数も少ないし押しが強くないし、疎外感や嫌悪感をクラブで抱いて、そして遠のいていくという。

 

 

 

 

僕も割とクラブやライブハウス、アイドル現場に出入りする人間ではありますが、そういう現場の中でもクラブの痴漢や過度なナンパへの対処の遅れは、本当に酷いと思うし、多分変える気ってそうそうないんだろうなって思う。

「男はガンガン女の子リードしてよ」(オブラート5重くらいの表現)とかDJ側が力説するようじゃ、レペゼン地球だって反省しないし、被害者は出続けるだろうなあと。

 

 

 

 

 

あとこれは女の子の友達(相当美人)に聞いたんですけど、海外のクラブこそ「出会いの場」という意識が猛烈らしくて相当迫られたみたいですね。

日本でどれだけ意識改革とかいろいろしても、外国のクラブの常識で来た人たちがたくさん来たら、それはもう形無しなのかなあとも思いました。

 

 

割とDJとかクラブ界隈の知り合いが見てるかもなのですが、どうにか「ナンパに来た人」だけじゃなく「音楽を聴きに来た物好き野郎」が居ても良いって箱が増えてくれりゃあなあと強く言いたい。