冬休みの作文「 #CDJ1920 に行きました」
1日早すぎ問題
うっかり今年も来てしまったよ。4年連続6回目。
随時更新していました
ネクライトーキー
ライジングで見る予定が台風でぶっ飛んで、結果初見でした。「こんがらがった」は今年に入って聞いたものでは裏ベストトラックです。去年の音源なので裏ですが。
さて、結構きめ細かく音の手数を重ねるようなバンド、という印象でしたが音源で聴くより数倍迫力あった。音の滑舌がめちゃくちゃ良いんですよ。
あとボーカルのもっささん、いわゆるアニメ声の部類だと思うんですが声量が大きくなってもそのままの声質で、しかもめっちゃ滑舌いいの。すごい、才能。
Base Ball Bear
幾度となく見てきたんですが、CDJで見るのは初めてでした。
今年に入ってBase Ball Bearは本格的に3ピースバンドとして活動するようになった。つまり、ギター二本のアンサンブルが成立しなくなった状態から、既存の曲の再構成&新曲リリースというのは、しれっとやってるけど十分すごいことだと思います。
MCでも「同世代のバンドの休止が出てきて、バンドを続ける難しさを感じる」と言ってました(NICO何某とか)けど、10年近く前の曲「17才」とか「ドラマチック」が凄く新鮮なアレンジで聞けるという点では、偶然にもいますごく良い時なのかな。
あと「十字架You&I」凄すぎた。
TENDRE
LUCKY TAPESとかのお仲間さんでしょ?くらいのノリで見たら凄くダンディで俳優さんみたいな人が出てきて笑った(失礼
今の若い世代のバンドで、凄く低くて渋めの声で、ああいうソウル系の曲歌うのあんまりパッと思いつかないですね。
かと言って、オリジナルラブの田島さんとかとは、凄くニュアンスが違ってて、良い意味で迫力を抑え目にしている感じがありましたね。
たぶん、歌モノとしての完成度とトラックとのバランスがあるのかななんて。
ROTTENGRAFFTY
なんでか知らんけどここ数年必ず毎年幕張で見ています。そこまでファンというわけではなかったはずなのに。
見たくなる要因は、「大作戦」系のメロコアとかパンクとか、そういう人たちの中でもクラブとかハウスで踊るときのテンションなら凄く近くて僕個人的にノリやすいからだと思います。
例えば一曲目いきなり「金色グラフティー」だったんですが、これはBメロで一気にそれっぽくなるとかエレクトロ一色じゃないのも面白いですね。
だけどまさか「今夜はブギーバック」のカバーをやるとは。全然知らなかったのですが、16年にはもうカップリングで収録してたらしい。なんと。そしてそれがすっごいよかった。
SOIL&"PIMP"SESSIONS
この人たちも毎年見てるなあ
今年はどちらかというとセッションが強調されている印象でして、しっちゃかめっちゃかでした。
いつもじゃねえか、と言われるかもしれませんが、ここんところのクラブミュージック導入によって演奏がカチッとしだした部分ってあったと思うんですよ。
大暴れと計算のいい配分って難しいんでしょうけどね。
木村カエラ
ソイル終わりからナンバガ直前まで見ておりましたが、渡辺忍さん(しのっぴ)がいない!いつものギターの雰囲気じゃない!と後ろ見たら普通にハマオカモト&レイジがいました。
でも、にしてはギターのコウキさんが雰囲気違うし…と思ったら曾田茂一さんでした。すげーひっさびさに見た。昔はしのっぴとツインギターでしたね。
あとキーボードの堀江博久!まじか!一時期ハイエイタスなどバンド掛け持ちを辞めてたんですが、それ以来見ました。そして打ち込みの音もすごく多くて。
直近のカエラさんのライブを見た時ははキーボードレスの編成が多かったので人は違えど久々の布陣でした。
NUMBER GIRL
本来ならライジングサンで観てたはずなんですよねえ!!!!台風恨む。
正直4人並んだ時点から(すげー!!!!!!!!)しか感想がないので書くことがないのですが一点だけ。
ロッキンオン主催のフェスって演奏の音量制限が他のフェスより結構厳しいんですね。例えばマキシマムザホルモンとかは別のフェスでのインタビューでこのことを暗に愚痴ってたらしてました。
にしてはナンバガ、ものすごく轟音が聞こえてきて大変でした。そういや02年解散でCDJの初回が03/04だからノウハウなんてないよなとか、ナンバガだし!となったのか。分かりませんが。
その後サカナクション頭数曲見ました。「北海道札幌市からまいりました。サカナクションです」痺れた。
四星球
まさか2019年のライブ納めかこれになるとは思ってませんでした。
きっかけは今年のロッキン、バンプの真裏ですごく面白かったという評判やテレビの様子を見てたので、見てみたかったんですよ。
いやすごい。僕はうっすら曲聞いたことあるくらいで、ほぼ知識ない状態なのでセトリもよくわからず、てかどっからどこまで一曲なのかもわからず
例えば小ネタ一個一個が質も量もおかしくてですね。何曲か跨いで伏線回収なんてザラ、しつこい天丼も有れば忘れた頃にもっかいとかもあり。完全にそういうショーを見せられまして。こわ。ほんと怖。
〈諸々のお話〉
動員は4万8000人って言ってたかな?いやーなんせ混んでた混んでた。
ただ、他のフェス(ビバラとか)に比べると様々なものがかなりコンパクトにたまってるので、そういう意味では待たされても後から帳尻合わせられたり、待ってても退屈しないのはいいフェスだと思いますよ。
今回、マッサージブースを結構楽しんだんですけど30分くらい待ったかな?でもブースの真裏がギャラクシーステージなので演奏中の時間なら全然曲聴いて時間過ぎるのを待てましたね。
あと、相当に行列ができる店(牛とろ丼とかいちごけずり)とそうでもないところの差は悲しくなった。
一個気になったのはギャラクシーステージ、いつ行ってもかなり満員でした。全体的に動員力のあるアーティストが多く集まるようになってきたのかなと思いました。
そこで思い起こされること、それは2020年夏のロッキンが、5→3日間開催に減ることです。
当然、出演者はガッツリ減るはずなんですよね
で、普通はメインに出るような人たちもサブに回る、となると今セカンドステージに出てる層って(若手おしのけてでも出したい)になるのか(今回は若手に出番回そう)になるのか、その瀬戸際になりそうだなって思いました。
お前は今年のロッキンでは「来年も呼んでもらえるように頑張ります」的なコメントを方々で聞いた気がするなあ
まあ、簡単にはスケールダウンさせてはくれないでしょうけどね、気になるところです。
あとは向井秀徳さんの老け具合とか色々ありますがまあ、この辺で。