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ハマでは新機軸のジュリアン

「フィロソフィーのダンス、メジャーデビュー」にビビっていた理由

フィロソフィーのダンスが、9月23日リリースの『ドント・ストップ・ザ・ダンス』でメジャーデビューを果たしました。

フィロのスといえば、「細かいことがどうでもよくなるくらい歌がいい」でも「細かく突っついてみたらディティール凝りまくりですごい」というグループでした。個人的には4人中3人がクセすごボーカル(褒めてる)なところに1人ど王道アイドルがいることで締まってるのが好きなところ。


そんな彼女たちのデビュー作ですが、楽曲はもちろんながら、ここに至るまでの流れもそうとうに味わい深いもので、ちょっとお付き合いいただきたく思います。

なんせ
・2019年12月17日メジャーデビュー発表
・その後コロナ諸々もあって全く情報解禁されず
・6月になって、これまで楽曲提供してきた宮野玄士さん、ヤマモトショウさんが揃って今後がグループに関与しないことを発表

 

その後、ヤマモトさんからのもろもろのnoteもあり非常に困惑、混乱しておりました。これは本筋ではないので割愛。


そもそも、アイドルと名物楽曲制作陣、というのはどこにも割といるものでございます。それがある一定の期間に担当を降りるのもよくあることで、思いつくだけでも

ももクロヒャダインさんが関わらなくなった2013年『5TH DIMENSION』のあの辺の騒ぎ
つんく♂さんがハロー!プロジェクトにプロデューサーとして参加してたのは2014年10月まで
松井寛さんも東京女子流については2015年ごろからはリミックスなどが中心に
・tengal6→lyrical schoolの場合、『spot』ごろからtofubeatsがバタッと参加しなくなる


何に一番怯えていたかというと、「好きだった深夜番組がゴールデンに移って変わってしまい、つまらなくなった」あの時の感覚と近いかもしれません。

しかしながら、テレビのタレントさんはあの番組が終わっても、別の枠、別の局、別の番組に出れるケースがあるでしょう。
グループの終わり、というのはもうその人に会えなくなる可能性が強く、そこの恐怖ですよね。ある種、ゲームの終わりなんですよ。
これがグラビアで脱いでたり、タレントとして見る機会があれば別なのですが、「楽曲派」の場合大抵は歌そのもの or 歌ってるところを好きになります。なので静止画で見ててもな、というケースもあります。
楽曲の制作体制が変わることで、音楽そのものが変質してしまう、好きじゃなくなる恐怖があるのか非常に難儀な人種だなあと思いました。僕だ。

しかも曲が好きなオタクは大抵の場合
・バカ売れしたデビュー曲のテイストが合わず、2.3枚目はハマったものの一発目のテイストに回帰してしまいモヤモヤする
・70〜80年代テイストが好きだったのに、突然タオル回せる系のギターロックになってしまい困惑
・ピンポイントでツボにハマるけど、曲ごとに作家が変わるので安定しない

みたいなことを経験しているものですから、要らない不安を抱えてしまい、結果殺伐としてしまい推しから注意ツイートされる。ここまでが様式美と化していましたね。

 

ただ、制作体制が一定ではなくなることのメリットもあります。それは「夢のタッグ」を見れるケースが増加することです。

例えば今回のメジャーデビュー盤の場合
1. ドント・ストップ・ザ・ダンス/作詞前山田健一 作曲mrmr 編曲佐々木聡作 mrmr
2.なんで/作詞児玉雨子 作曲編曲hisakuni
3.オプティミスティック・ラブ/作詞作曲斉藤信也(ONIGAWARA) 編曲斉藤伸也 Gakushi


特に児玉さんとONIGAWARAはここ最近のアイドルソング界では最重要人物の1人と言ってもいいくらいで、ここが絡むとどうなるのか、と言う着眼点でいえばかなり事件です。
で現にめっちゃ良かった。ガワラなんてMJとかプリンスなんかの文脈で言えば、全然初めから絡んでて良かったよな、とは思ってる。フィロのスといえば、そういや岡村靖幸「ビバナミダ」がライブハウスSEだった時もあったね。

ちなみにコラボ先のDEZOLVEだったり、他の方は主に声優界隈かセッションアーティストとかが関わってるらしく、そういう方向性でいくみたいですね。こういうのを、「義理人情を捨て売れにいく」と勝手に解釈すると悲劇しか生まないので注意。


ちょっと前の、サマソニやロッキンにリリスクとかPASSPO⭐︎なんかが出てた時期に比べるとアイドルグループを動かすのは難儀な世の中になってる部分だと思いつつ、侘び寂びをおさえた「わかり手」が内外に多くいて、わかってやってる場合が殆どだから、基本的には枕高くして寝てて良い世の中になってきたとは思います。

あとはとにかく、報われて欲しい!頑張ってとか、病まないでねとか、正直アーティストにかけるべき言葉かどうかはもうわかりません!けど、そこに尽きる。