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自力で元気になるブログ

ハマでは新機軸のジュリアン

オリラジ中田さんの転売対策を本気で実現するための考察

話題になってたので便乗します(下心を前面に押し出していくスタイル)

lineblog.me

あとは、サカナクションの山口一郎さんがアーティスト代表でチケット転売に対しての議員連盟に参加したりも話題でしたね

natalie.mu

で、個人的にこのお二人は本当に大ファン「だからこそ」思うことがあるので、便乗記事を挙げたいと思います。詳細は、上記の記事を読んでいただくことで割愛します。

ちなみに僕はチケット転売は全然ありだと思っています。理由は後程。

「その日、その会場を使いたかった人はどうするの?」

中田さんの提言のいいところ、これはもう一言で言えます。「音楽業界の慣習を一切知らない人からの提案である」という事です。

だから、一定以上音楽詳しい人が中田さんにぶつける、「ジャストキャパシティシステム」の弊害、複数のステージを抑えることによる「そこのすてーずを使えない人たちが出る」という事情は本来からガン無視しているので、批判が全く当てはまんないのでは、という話。

中田さんのいってる600~1000が都心部のライブハウスでどれくらいなのか、以下の資料をご覧ください。

d.hatena.ne.jp

このどちらも、500~1500の変域においては箱が多くあるわけですし、と同時にそこを使いたい人たちも数としては一番密度が高いわけだから、中田さんの見立てはあってるわけです。

そしてこの辺り、中田さんの言う5月のライブのチケットの売れ行き予測を踏まえて、すでに会場は予約しているものと想定されるのですが、舞浜アンフィシアター=2000人弱、へたしたらディズニーランド内?とするともともとあるショーの予定をずらすだけですし、何なら吉本はあちこちに劇場を抱えています。ルミネで500、幕張で300くらいでしょうか

このあたりから、実は中田さんが想定してる人数って恒常的なライブ開催をしている会場を主に想定しており、「音楽好き」辺りが想定するキャパ数よりもずっと少なく、かつブッキング含め流動的な運営がなせるのではないかという風に思います。直前にブッキング空いたところにすっとアイドルが入って、さらっと告知し出してもそこそこ埋めれるレベルの規模感。「1000人の壁」がどの辺のアイドルかってのも考えると良いと思います。

だからこの辺は、思いっきり慣習とかぶっ壊しても差し支えなさそうだと思う。現場の人適当なこと言ってごめんなさい。

で、これを他の人がどうやるのって話

「需要に供給があってないから高額転売されるんじゃないの」

たとえば、CMソングに起用された当たりのSuchmos恵比寿リキッドルームも窮屈そうでした。

ちょっと解説

一般的にライブ会場をいつ予約を取るか、という話を覚えておく必要があります。

悪いというか、要は、需要に供給が追いついていない、ということです。 バンド側がもったいぶって、ちっちゃいハコでしかやらない、ということではなく、 単に、人気の爆発っぷりに現状が追いついていない、ということなのだと思う。 じゃあ大きなハコでツアー組めばいいじゃないか。 と言いたくなるところだけど、そういうわけにはいかないのです。 ツアーって普通、実際に行う1年前とか、1年半前とかに組むものだからです。 大きなバンドだと、2年前とか3年前から組むことも珍しくない。 なんで。じゃないと、ハコを押さえられないし、メンバーはともかく ツアースタッフとかのスケジュールも押さえられないし、 ほんとにもう、いろんなものが押さえられないからです。 だから、「あ、大人気になった。じゃあ3ヵ月後からのツアー、 同じ日程でハコのサイズだけふた回りずつグレードアップしよう」 というわけにはいかないのですね。 第4回:FACTがJAPAN JAMで観れる!! | ロッキング・オンの音楽情報サイト RO69

上記の中田さんの話は都内ワンマンの話、これが全国ツアーの一環とすればライブ会場はいくらあっても足りないだろうなあと思います。そして予約の早いうちからの取り合いが激化しそう。

もう少し具体例を挙げると、今手元にあるMUSICA2014年6月号にはVIVA RA LOCK初開催までの準備がいかなるものだったかが書かれています。

このフェスは、イベントプロモーターのDISC GARAGEと我がMUSICAがリスクも成功も半々で負うというシンプルなものですが、それはDISC GARAGEの河津君と僕の二人で決めたことで、3年前に「まさに『ロックフェス』というものを一緒に作れたらいいね」という話し合いから始まりました。  フェスというものは「場所」と「スケジュール」が一番大切です。このさいたまスーパーアリーナという最高の場所を得るまでに僕らは4か所、フェスをやりたいという場所を具体的に見つけ、何度も話をしましたが、実現には至りませんでした。その絶望を抱えていた時に、今回のさいたまスーパーアリーナの話が出てきたのです。 (中略) 言うまでもなく、その下見の段階で2014年のこの日程はふさがっていました。なので、来るべき未来のフェスに対してお互いに盛り上がりながら、「スケジュール的にできる状態の都市になったら、ぜひやりましょう」という、行ってみれば雲のような話のままの状態で最初のミーティングは終わりました。  しかし、その10日ほど後に電話がかかってきました。「突然、5月に入ってからのゴールデンウィークでキャンセルが出たんですが、今から来年じゃ無理ですかね?」―たしか、去年のまさに開催時期当たりの頃の話だったと思います。もう迷ってる時間はありません。やるんだと決めました。

上でブッキングの日程の話が出てましたが、兵庫さんが当時取り上げていたfactは、サマソニ09、10程しか大規模音楽フェスの出場が当時なく、ワンマンに関しては、まさに「ブッキング当所の想像をはるかにこえる人気」だったわけです。

で、そういう人のチケットの高額転売は、起こることははっきり言って不可避でしょう。一般的なツアーやコンサートの会場確保がいつごろ起こるかっていうこれまでの話につながります。

要は、中田さんが想定していたキャパ感は、会場大きいところ、イベントとして大きいほどに必要な準備が増え、それを踏まえるとすべからく適応出来るものではないって事ですね。ただこれも中田さんは織り込み済みのはず。

中田さんの対策は転売対策たりえるのか?

こっから僕の意見。金額的にも人数的にも、高額転売対策として中田さんの「ジャストキャパシティシステム」はどこまで機能するのかって話。

まずキャパ1000くらいまでなら効果はあるでしょう。それよりもっと多くなっていくと、ロックフェス・アイドルフェスで見かけてくる辺りなので、実はキャパは落ち着いていきます。factも事実そうでした。このあたりは、フェス等大きなステージで見る機会があるかというのもポイントになります。

やがてフェスで人気をつかみお茶の間にも浸透し出したころ、武道館やらたまアリやらに進出しても、このあたりの会場は8000位から1万強まで座席数がある程度可変します。まあ、実質的にもう中田さんの案は取り入れられているわけです。

問題はそれ以上。今回の中田さんの提案は、今チケットの高額転売が問題になってるアーティストのほとんどには意味がないと思います。なぜならそれらほとんどは「東京ドームですら狭い」からです。筆頭は嵐かな。3代目とか、K-POP勢もそうでしょう。

あるいは乃木坂・欅坂もキャパシティ1万単位で会場選別に入る時期だと思うので、こういう人たちがケチらずMAX大きい会場取っても足りない、という事が高額転売最大の原因だと思います。

そして、例えばSuchmosクラスのワンマンがチケット転売されているのと嵐のドーム公演が転売されているのでは文脈が違います。Suchmosはまだまだステージ大きくする余地がありますし、考えたくもないけどこの瞬間最大風速がどれだけ続くかわかりませんし。そういった会場の変化が、嵐にはできません。この場合、どっちを優先して考えるべきか考えたら圧倒的に後者のはずなんです。

もっというと後者の客層考えたら別に際限なくチケットにお金出しそうなんですよね。ほんとに「お金持ってないけど、見たいがために正規のルートで抽選し外れてる見ることが出来ない人」って、嵐とか三代目みたいに完全なる「テレビの向こう側の人」ならともかく、RADIO FISHのファン層にどれだけいるんだろうと思ってしまいます。いつかそのうち見れるだろうし、今年もサマソニ当たり呼びそうだし、見れるじゃんって。

さらに地方では、複数の会場を抑えるのも不可能です。僕は青森に住んでいますが、恒常的に音楽会場となっている中の最大キャパはリンクステーションホールの2000人です。ライブハウスの中で最大になると一気に350人くらいの規模間になってしまいます。全国ツアーを組む際1年~1年半前からきちんと予約とをるのは、取っとかないと空いてないからにつきます。

最後に

まあでも、この問題はプロモーターとかミュージシャンサイドが慣習に甘えてたり、正義感や倫理観でだけ動いてたところが一番物事を動かさなくしていた要因なんだろうなと思います。

「俺が抽選落ちたチケットを、興味もない奴が当選して売って差額で儲けてやがる、許せん」という気持ちもわかるにはわかるけど、それだけじゃあ解決しないでしょうと思うし、それで取る対応が「顔写真認証厳しくします」とか「法規制」とかって、ほんとうんざりするし正義感だけで動く人もうgood nightです(使い古された感あるネタ)が、中田さんがそこらへんにも言及してるのはさすがっす。そういう意味でも、中田さんの話はブラッシュアップできないかなって思ってます。

自分がいかにオリラジ好きかって話は本筋からずれるので全カットです。またいつか。次回は、月間ベスト5月号かな。

書きたいこと、「聴いても絶対モテないアーティスト特集」、あともう一顧書きたくて調べてることあります。頑張ります。