Base Ball Bear全曲レビュー part1
なぜ今これをやるのか。「メンバー脱退」ということが現実に起きてしまった2016年、それを踏まえて「光源」というすごいアルバムを完成させた2017年ではなく、なぜ今、2018年にこれをやるのか。
それは、ついにというべきかようやくというべきか、LIVE IN LIVEという形でのツアーとして3人体制でのライブツアー開催、そして春フェスの3人体制での出演を告知されたからです。
僕たちは3人になったベボベ、というものに相対することになります。その前に、例えばライブの際にリズムギターとリードギターのニパートを前提としたような、「バンドにリードギターがいる」「4人組であるベボベ」を総括できるかなって思ったのです。
以前、個人的な視点からベボベを語った回があって、そのあたりも参考にしていただきつつ、改めて資料等参照しながら書いていきます。
ただ、150曲強とボリュームが多いので、3回に分けてお送りします。今回は「SAYONARA-NOSTALGIA」から「SHE IS BACK」まで。
『夕方ジェネレーション』
1 SAYONARA-NOSTALGIA
最初期の代表曲というか、ダンス湯浅将平も込みでライブの中心であった曲だと思うんだけど、改めてカッティングしながらラップっぽい歌詞を歌う小出さんは頭おかしいと未だにそう思うし当時からそうだったんですね。「THE CUT」をカッティングしながらラップしてたりとか。
2 つよがり少女
ボーイ ミーツ「くっそ捻くれたガール」と言えばいいのかな。
でも「君」と「俺」という組み合わせの歌って邦ロックの枠組みの中でも珍しいですよね。この曲に限った話じゃないんですが、特に近年の小出さんってめったに自分のことを「俺」と歌わないんですよね。全153曲中「俺」が26曲で「僕」が81曲です。どうでもいいわ。
3 メタモルフォーゼ真っ最中
このアルバムって、18〜19の頃に作ってるはずで、いろんな意味で青春時代と地続きなんだと思うんだけど「次に会った君は君/でもあの日と温度の違う君」って言い回しなんか見ると、ある程度大人になった今にも通じる部分だと思う。
4 微熱ボーイ
よく出てくる概念としての「DEATHとLOVE」が始めて出てきた曲になるのかな?
あと後々の「The CUT」や「HUMAN」みたいな、あえて客観的に心情を描写しまくることでむしろ人物像を立体的に見せる手法はこの時点できてると言ってもいいかなと。
5 SUNSET-KI・RE・I
2番以降の4つ打ちが入って以降なんか特に、うわー今っぽい!って思いました。今のギターロックっぽい。もちろん相応の荒っぽさが目立つけど、サビの組み合わせっぽい曲の構成とかキメの作り方が、時代超えてるなーと。
6 夕方ジェネレーション
昼とも夜ともどっちとも言えない、どっちつかずな状況をずっと歌ってきたバンドなんだなあと思います。個人的には「照明を3段階目にして/即席夕方作れたりもする」って言い回しが好きです
あと個人的にすごい思い出があって、地元にベボベが来て見に行って、ツアーのファイナルでも滅多にないダブルアンコールをしてくれたんですけどその時にこれ歌ってくれました。
7 BOY MEETS GIRL
「完全版『バンドBについて』」で再販かかった時に聴いたのですが、ここまでシャウトする小出さんあんまり聞いたことなかったので衝撃でした。
小出さんはこの曲について「解散ライブの最後の曲が出来た」って思ったらしい。
コンピレーションアルバム『HI-STYLE vol.7』
1 少女と鵺
全然世界観がわかんねえ、ってか鵺ってなんだよみたいなところから始まるんですけど。日本に伝わる伝説上の妖怪で、体の部位がいろんな動物で出来てるっている、ウルトラマンタロウのタイラント的な感じって言えば伝わりますか。
なんかこう、妖怪の類でも何でもいいから私をここからどこかへ連れ去ってくれ、という心情はわかる気がします。
シングル『YUME is VISION』
1 YUME is VISION
ド頭ベースソロ始まりの曲ってこれと「檸檬タージュ」しかないんですよね。
あと、その最初のベースライン「抱きしめたい」のそれっぽいんですけどこっちは音階上がり続けるというという。
2 君のスピード感
僕この曲すごい好きです。これも「ボーイ ミーツ くっそ捻くれたガール」ものですよね。
どうしても「SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」のジャケットの女の子の図を想像しちゃうのは音楽性のせいですかね?
3 東京ピラミッド
『新呼吸』あたりから小出さんが片目を隠したりピラミッドに目が書かれたフリーメイソン的モチーフが多くなってて、正直僕も意味がよくわかってないんですけど。
今思うのは、「人混みかき分けて会う」ことの大変さって今こんだけスマホ浸透してたらもうないんだろうなあって。意外なところで、今だとなかなか書けなさそうな歌詞とも言えそう。
4 ドッペルゲンガー・グラデュエーション
演奏、ボーカルがどんどんテンションが高まって行くんですけど、ラストサビの方になってくると小出さんのシャウトが、もう完全に向井秀徳さんで…語尾の言い切り方とか特に…
歌ってる中身は、「生まれ変わる」とか「卒業」とか、この時期の小出さんの抱えてた"あの頃"を振り払おうと必死になってたんだなあこの頃からって解釈してます。
ロックバンド、Baconとのスプリットシングル『B Beginning!!』
2April Mirage
僕はこの時期の曲を『完全版「バンドBについて」』で知ったので、スプリット盤にこの曲も入ってたなんて知りませんでした。内容については後述します。
4 TRAGIC HEROINE
1番Aメロとサビがあって、2番があって、そのあと「それは小悪魔的な/笑顔を見せつけたら〜」って大サビがある曲の構成が、今思えばなかなかアツいですね。
アルバム『HIGH COLOR TIMES』
1 極彩色イマジネイション
カッティングと不思議なコード感の一方、極彩色って文字通り「色鮮やかで華やか」な曲で、歌詞の世界観でもサウンド面でも、実は地味に「ベボベらしさ」が色濃いと思う。
2 April Mirage
時系列的にいえば「リンダ リンダ リンダ」の収録曲だった事を考えるとずっと前になるわけですが、逸話があってこの曲の作詞のために大量のCDを借りて歌詞の分析をしたそうです。
だからある意味ベボベの歴史において「この曲以前」「この曲以後」と分かれる、のかも。
3 空飛願望
「そらとびがんぼう」って読むんだって。
個人的に、最近までサポート入ってた弓木英梨乃さんにこれ弾いてもらいたいです。もうワウペダルとかガッシャガシャにやっていただいて 笑
4 向日葵の12月
ベボベって夏のイメージがとっても強いですよね。夏に対して「冬」という概念が曲の中に出て来るのってすごく少ないってのは、北海道で過ごしてきたサカナクションと比較するとはっきりしますね。
制作期間が冬だったこともあるんですけど、次の曲も含めて「冬っぽさ」が出てるベボベって結構レアだと思う。
5 白雪の彼女
「スキー場みたいな匂い」って概念どれだけ伝わるんでしょう、雪国在住な僕としては気になります。でもサカナクションそんな歌詞書いてた記憶ないな。
6 海になりたい
後にpart2を作ることはどれだけ見越してたんでしょうか。
「バンドを組んだ女子高生」という「SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」感はここにも。いやどっちかといえば「リンダ リンダ リンダ」を意識してかな?
7 aimai memories
「高校卒業した後に、高校生の時のメンタリティを歌ってる」ってところがこのころの構造で、「リアリティ」がありつつ「ノスタルジア」に浸りたいがための曲なんですよね。今思えばすごい矛盾を抱えてた事してたんだなと思う、そしてそれはいつか軌道修正しなきゃだわ。
8 サテライト・タウンにて
ベボベのことをちょっと深く知ってる人なら「封印された曲」であることはご存知かと思います。調べたら09年のツアーの一部公演でやった記録が出てますね。
高声が出ないってことと、あと詳しい話は今後もしますけどやっぱり「当時のリアリティ」の中で出来た曲だから、ってのはあると思う。
でも僕は、この曲をライブで見るまでは死ねないな。
9 君色の街
全体的に曲の構造とかリズムの取り方が複雑というかすごく演奏難しそうだけど、小出さんが弾いてるリズムギターの、コーラスがかった音色でカッティングしてるのがめっちゃ好きです。
10 翳ない2人
「夕方ジェネレーション」とはっきりは言ってないけど、地続きというか、これも夕方な曲ですよね。
この曲も最後に「躍動!!!!!!」ってところから大サビが入ってたり、実はAメロBメロみたいなのが各一回しかなかったり、こういうエッジの効いた曲構成いいですよね。
11 彼氏彼女の関係
こういう曲調のベボベ大好き 笑
コード進行は「BOYS MAY CRY」「不思議な夜」あたりと同じもので、ベボベの武器であると言えるし、同時にそうやって聴き比べると同じ心情で「学生の時のリアリティ」と「社会人の時のリアリティ」の違いがわかりやすく浮かぶのではないかと思います。
12 HIGH COLOR TIMES
僕の中では「日比谷ノンフィクション」で歌ってるイメージがすごく強い曲です。輪に馴染めない自分、というものって大人になっても何年たってもずっとずっと引きずってしまうものなんだと思います。
アルバム『バンドBについて』
1 CRAZY FOR YOUの季節
今あるパブリックイメージとしての「ベボベらしさ」がこれで定まったんだと思うんですよ。男女ツインボーカルとか、歌詞における「檸檬」みたいなやつとか。これプラスエレサマやドラマチックみたいな夏感ですね。
それは、「ナンバーガール」になかったものでもあるというか。
2 ラビリンスへのタイミング
僕はこの曲の存在しばらく知らなかったんですけど(2回目)
4つ打ちで早めのテンポ感で、16ビート×カッティングみたいなところとか、後のバンドシーンを数年先駆けて演奏していた、とも言えるんですけどこの曲の反応とかリアルタイムだとどうだったんですかね。
ミニアルバム『GIRL FRIEND』
1 GIRL FRIEND
今の邦ロックの価値観、今の感覚からすると、こういうテンポでこういうコード感の曲をメジャーデビューに持ってくるのは全然正気じゃない気がするんですよね 笑
「まんまナンバーガール」みたいな印象をどうしても持ってしまったちょっと前、そしてこの曲という流れを見ると、要素として大きいのは例えばXTC(ライブSE)とかレピッシュ(当時のプロデュースをしていたtatsuさん所属)ということなんですけど。
2 BLACK SEA
完成自体は「GIRL FRIEND」よりも先で、なんなら表題曲の候補であった曲、こっちの方がより「ギターロックっぽくなさ」「別物さ」が深く出ています。タイトルXTCだし。
3 CITY DANCE
近年のシティポップの流れとはあんまり関係ないはずなんですけど、当時のベボベの方法論としてこういう曲、こういう都市の描写の仕方をしていった結果である、とは言えるんですね。
これは後のアルバムでもそうなんですが、「都市の中に人物を落とし込んで物語を描写する」のと「都市にいる人をそのまま描写する」のを使い分けてる節があって、今回は前者なんですけど。
4 4D界隈
この曲大好きです。 今の感覚だとこっちが表題曲なんじゃないかという 笑
「気持ち良くて気持ち悪い」「気持ち悪くて気持ちいい」状態はしばらく続きます。
シングル『ELECTRIC SUMMER』
1 ELECTRIC SUMMER
MVに出てる六芒星の建物が「シン・ゴジラ」のラストにも出てきて笑いました。
逸話としては、関根さんのパートと小出さんのパートが当初逆だった、という話がありましたね。
2 Good bye
聞き返したら冒頭めっちゃLRが極端に振られていて、途中戻るという不思議な曲です。
湯浅さんが脱退するまで「ギター×2、ベース、ドラムでの演奏にこだわる」というのがバンド内ルールだったわけですが、それのはみ出し方としてエフェクトや録音の方法を工夫する、といつ作戦があって、例えばこの曲のキックの音は全然反響しない電子音みたいな音になってますよと。
3 SAYONARA-NOSTALGIA(LAST SUMMER Version)
既発版に比べると、こっちもより「響かない」というか、打ち込みっぽい曲の質感になっています。
だからこらのバージョンを比べると、バンドの構成要素としての「ナンバーガール」の比率がどう変わっていったのかがはっきりわかるかな。
シングル『STAND BY ME』
1 STAND BY ME
この曲すごい好きだったんですけど、改めて聞き返すと、ドラム手数多いし複雑でめんどくさい曲だったんだって思いました。
あと最初誤植かなって思ったんですけど歌詞には「STAND BY ME・I・DO」って表記されてるんですよね。テーマ的にはまんま「冥土」で「C=死」というモチーフなんですよね。この歌。
2 天空 Lonely Hearts
本来『C』の1曲目になる予定だった曲。
Aメロ→サビの →間奏の繰り返しで他の要素が無い、でも一個一個の繰り返しでドラムのパターンが微妙に変わったり間奏のリフが変わってたり、これもすごい複雑な構成ではありますね。
アルバム『C』
1 CRAZY FOR YOUの季節(Album Version)
「バンドBについて」のバージョンより洗練されたアレンジになってると思うし、今はこっちを弾いてるわけですが、たまに2番Aメロ前のリフがどんどん長くなったりしてますね。
2 GIRL FRIEND
この流れで聴くと、『C』の世界観は基本客観的というか俯瞰で見てるものでして。
『思い出が囁いてるだけで/新世界なんてないから』『絡まる赤い糸を前に/息を飲む人がいる』なんて。
3 祭りのあと
今聞き返したらめっちゃくちゃ曲のテンポ遅すぎてびっくりしました。この曲のテンポが大体BPM137くらい、ライブだとたぶんBPM170くらいで演奏してるはずなので、だいぶ違う印象です。
4 ELECTRIC SUMMER
エレサマも間違いなくベボベの代表的の1つと言えるんですけど、なんとなくその役割も「BREEEEZE GIRL」とか「PERFECT BLUE」に変わってきてるのかな。最近聞かない気がする。
5 スイミングガール
「aimai memories」「君色の街」に近い複雑な構成の曲ではあるんですけど、こっちは近年のギターロックの雰囲気があるというか、節々のキメの感じが9mmっぽい気がします(?)
6 YOU'RE MY SUNSHINEのすべて
これも、例えばインディーズ期のこれまであった曲とかとまた違う不思議な響きの曲だなあって思って聞いてるんですが、「BRACK SEA」あたりでは入ってなかった関根さんのコーラスがこの曲だとすごく効果的に聞こえるんですよね。
7 GIRL OF ARMS
じつは弾き語りバージョンが存在するんですけど、僕は聞いたことがないです。順番的には弾き語りバージョンがあってこのアレンジ版があるみたいなんですけど、正直「WHITE ROOM」とかと比較しても弾き語りのイメージがしにくいです 笑
ちなみに「ギター」が歌詞によく出てきますが、「ベース」が出てくるのは長い歴史的この曲だけです。
8 DEATH と LOVE
よく出てくる概念としての「DEATH と LOVE」。
改めてまた後で出てくるんですけど、このころは「YUME IS VISION」とかもそうだけどベボベの歌の中で誰かと別れる手段として「死別」という方法が取られているパターンが多いのかな。まだ複数パターンあるんでお楽しみに(なにがだ)
9 STAND BY ME
そういえばベボベの曲で二人称が「君」じゃなく「あなた」な印象あんまりないですよね。「あなた」と呼ぶのが12曲、そのうちここまでの曲からは5曲もあります。ちなみに「君」は96曲でした。意味はない。
10 ラストダンス
アルバムの話として、SHEとかCityとか死とか、そういう概念で形作られたストーリーはここで完全に終わってるんですよね。
個人的にベボベを聴いてて思うこと、それは小出さんの言う「ボーイミーツガール」には続きがあるんだなってこと。「ボーイはガールと出会うことで変わる、でもガールはボーイのことアウトオブ眼中」みたいな。
11 SHE IS BACK
でも、上のストーリーを終わらせない、それもこんな曲調で、というのが面白いっちゃ面白いし、多分ベボベというバンドのバランス感覚なんです。表面上のストーリーを徹底させた後、そうじゃない部分もきちんと処理して作品としての「オチ」をつける、という。
〈小括〉
多分どこまでいってもBase Ball Bearというバンドは「言葉」「文脈」「コンセプト」のバンドなんだなって思う。
コンセプトをどう作品に落とし込むかという部分がバンドを動かして行く上での大事なポイントになってるんだと思います。
そして、どうしても「青春」性は切っても切り離せないものなんだけど、この時期はまだいうて20〜22くらいなわけだから、まだ延長線上で戦えたんですよねきっと。
一方で、特にインディーズ時期の作品は、もう本当に「あぁナンバーガールだ…」となってしまうケースがすごく多かったですね。特に小出さんの歌い方だったり、4人(とくにギター)それぞれの音色だったり…まあ、ナンバーガールを手がけていたスタッフが集っていたってのもあるんですけど。
でも、この4人で学校祭でやった初ライブはスーパーカーのコピーバンドだし、その前から小出さんはトライセラとかグレイプバイン演奏していて、もっと遡れば小出さんがギター弾くきっかけはハードロックだったり中学時代バンドでOASISやってたりとか、いろんな要素が含まれてるんだけど、やっぱり要素止まりというか。
「あぁナンバーガールだぁ」とはなっても、「あぁスーパーカーだ」とはならない(個人の感想)とか、今聞いてまんまナンバーガールだとはならないあたりの話とか、どのようにベボベらしさってやつが育まれていったのか、ってのは追いかけていけたらなとは思います。
[今回のまとめ]
・ボーイ ミーツ「くっそ捻くれたガール」という概念
・そしてベボベの「ボーイミーツガール」には続きがある。
・“あの娘”との別れ、にはいくつかパターンがある。
[今後の予定]
・いつから「ナンバーガール」み以外の部分が多くなっていくのか、どのように変容するか
・このころに歌っている「青春」と、今のベボベが歌う「青春」は明らかに質感が違う。どう変わったのか?
・バンドの構造がどう変わったのか=湯浅将平はなぜ脱退したのか?
「ダンスミュージック」×バンドの話
そもそもの話として、1/28のASOBINITEの感想を書き忘れてたんですよね。でも正直、「うわー!これが有名なagehaかー!」「あっアニソン流れるコーナーも普通のポップス流れるコーナーもあるイベントなんだ!」以外の感想あんまりなくてですね。でも「踊れる音楽の話」をしたくなったので、してみようと思います。
あと、毎月書いてたマンスリーベストも書き損ねたので、その代わりです。オチはないです。
とりあえず以下のリストを聴いてください。
若干ニュアンス変わってきましたが、聴くストロングゼロこと偏差値6になりたい時用プレイリストめっちゃ曲増えててホクホクです。ありがとうShrzam&Spotify https://t.co/hmbofPWxfi
— はっちゅ (@colorfulwhite) 2018年2月14日
Major Lazer & DJ Snake - Lean On (feat. MØ) (Official Lyric Video)
Creepy NutsのDJ松永がラジオで言ってた「軽薄なDJが選びがちな曲」から知ったんですけど、これなんかすごいお気に入りです。
あとはこの辺とか
Tokyo Machine - FIGHT [Monstercat Release]
中田ヤスタカ(Yasutaka Nakata) - Give You More (Official)
EDM聴き始めた色々経緯はあるんですけど、僕の中でEDM、てかクラブに出入りするようなパリピって呼ばれる人種への偏見みたいなのってやっぱあるなって思って。
周囲もパリピ居ないし、ずっと特に疑問にも思わなかったんですけど、最近突然その違和感に触れ始めたというか。
Calvin Harris / カルヴィン・ハリス // EDM (@ SUMMER SONIC 2017 TOKYO 8/19 sat) short ver. - Togetter
これみた時に「EDMとしても古い」って批評も「Slideの後「遅い曲いらねーぞ!」と叫んだ野郎」の姿だったも想像できなくて、これは自称ダンスミュージック好きとして完全にまずいと思ったんです。
偏見で言うとLMFAO「Party Rock Anthem」なんか自分が高校生の時くらいに流行って、それこそ学校祭のダンスパフォーマンスでも使われてたくらいなんですが、それ選曲した自分のクラスの人間がスクールカースト最上位の奴らで、「その曲そのものではなく、その曲を好んでいる周囲が嫌い」=「だからその音楽は聞かないし評価しない」みたいなのってダメだな、思ったんですよ。逆に言えば、結構最近までそう言う風に思ってました、白状しますが。
それが解決したのって、そのクラス最上位の人と最近になって少し和解できたのと、そのあと本当にクラブ行ってきた(2016年夏の泡パですね。TIFの時のことです。)とかで、少しずつ聴きあさる為の下準備はちょっとずつしてたんですね。
EDMのブームがもう一周してULTRA JAPANみたいなのも確立しちゃって、そうしてたら上に張った3曲みたいなノリの曲たちとかそういうデカい音楽の流れに1ミリも介在してない自分が発覚して。
例えばPerfumeもきゃりーちゃんも実はクラブの世界的なトレンドめっちゃ意識したり、逆にガン無視してるような曲を歌ってたわけだけど、当の僕は超表層的なことしか見えてなくて、あああもったいねえええ、と。そんな感じです。
クラブでヤスタカさんやトーフさんのかけてる曲ほとんど知らなかったですけどちゃんと皆盛り上がってるし、何よりもShazamかけたら再生回数数千万~数億とかざらなんですよね。
こういうの聴かずに何聴いてたかって、いっちばん最初にBase Ball BearとPerfumeほぼ同時期に知って音楽聴くようになったわけだけど、そのあたり、要は中学~高校時代に好んでたバンドを考えた時に、「TRICERATOPS→ベボベ→現在沢山いる4つ打ちギターロック」ってのと「DOPING PANDA&the telephones&サカナクション」って言う2路線あるって思ったんですね。
(その頃の音楽友人が結婚した話をnoteに書きました。
)ほわどるの新曲のレビュー書きました(7割嘘)/高校の同級生が結婚した|colorfulwhite|note(ノート) https://t.co/nwXlfBQbfX
— はっちゅ (@colorfulwhite) 2018年2月7日
当時聞いていたこういうロックバンド×ダンスミュージックみたいな人が、今のシーンに居たら、って思ったんですよ。
the telephonesやDOPING PANDAが今いたら、というのは今年に入ってドーパンが一瞬復活したり、電話ズがビバラに出演が決まったり(見たい)、でもサカナクションなんかとくにですけど、この3組どう考えたって近年よく聞くダンスミュージックとは似て非なるものじゃないですか。
なんか違う感。
たぶんこの辺の方がよっぽどバンド×ダンスミュージックしてるなあと思っちゃうんですよね
バンドじゃないけどRIRIさんましのみさんはもう完全にまんまだなあとか
このへん、ビートの打ち方とかもうちょい正確に知りたいなあとか思いますけども
で、全然関係なく今聞いてるのは
Rick Astley - Together Forever
Rick Astley - Never Gonna Give You Up
リックアストリー、去年のサマソニに来てたんですね、しらなかったです。実は曲自体知ってたんですけど、改めて聞くともうほとんどEspeciaだなあっておもって、そういうプレイリストも組んだんですけど。
このプレイリストの中身を充実させたいんだけど音楽知識の無さに泣いてる https://t.co/LdIfPLv71q
— はっちゅ (@colorfulwhite) 2018年2月15日
たぶんこうだろう、っておもって80年代前後のディスコポップとかきいてて、あとNulbarichあたりからアシッドジャズに興味が出てきてて、たぶんこっちに気をとられててEDMっぽいところあんまり通ってなかったんだなって思います。
重低音大好きなんですけど、個人的には横ノリの方が好きかなとか、そう思うとサカナクションのバランス感覚すげえなとかあれ「Funk Wav Bounces Vol. 1」素晴らしいんじゃねとか、いろいろ思うんですけどね。
高校の同級生が結婚した
(2018年、2/7にnoteに投稿したものを移植してます)
恐れていた事態が起きてしまった。
いや、中学、高校の同級生の情報が殆ど入ってこない、友人の殆どと連絡を取らなくなって久しいから、実はもう3割くらい結婚してるのかもしれないけど、それでもこうやって明確に事実を受け止めてしまったのは初めてで困惑している。
ただの同級生だったら、こうは思わないのかもしれない。
結婚した彼と仲良くなったのは、共通の友人が僕に言った「そういや(本名)Perfume好きやん?仲間おったで」の一言だった(はず)
「マジでー ( ☝ ՞ਊ ՞) ☝ 」と仲良くなり、実は邦ロックも好き同士だと判明して、それから僕にとってかなり貴重な音楽友達となった。
惜しむらくは、高校卒業してからSNS上ですら殆ど交流が無かったことである。(だから、「友人」と表記するのが怖かったのだ)
結婚した、と言う第一報も人づてに聞いたし、なんなら数ヶ月遅れで僕は知った。
そんな彼への感情は、シンプルに「おめでとう」しかない。
しかし、だ。
僕の中学時代は特にこれといった恋愛イベントはフラグすら発生せず卒業し、高校においても、大学においても特に明記するようなこともなく現在に至っている、と言う事実が明確に存在している。
ついでに言えば就職活動もうまくいかず大学院に籍を置いている人間だ。まもなく就活の波に再度飲み込まれようとしている、その最中にいる。
そんなこんなで周りを見回せば、とっくの間に守るべき大切な人を見つけ、邁進している人間がいるではないか。
これは辛い。非常に辛い。
高校時代、部活に所属していたメンバーのうち僕を除くほぼ全ての人でラウンドワンに行った(そしてそれを僕は後日人から聞いた)と言うことを、いまだに許せていない人間だ。人間としての格が違うのだろう。
僕は、人生で多少誤った選択をしたのだろうか。
そんなことを考えながら、WHY@DOLLの新曲「Show Me Your Smile」を聞いている。
はあ、好き。
(所要時間10分)
(後日談)
就職できたよ、去年の僕。
あと、友人よ。君のことはずっと尊敬してる。向こうでも君らしくいてくれと願うばかりだ。
ライブレポ「湯会よいとこ、一度はおいで」
いやこら楽園ですよ。楽園。
だってうまい肉と寿司食べれて
エデンか何かですか pic.twitter.com/bPexe52vqj
— はっちゅ (@colorfulwhite) 2018年1月27日
温泉入れて
いっぱいいい音楽浴びて
(例)
— はっちゅ (@colorfulwhite) 2018年1月27日
アイドルのイベントのDJでラルクがかかるとこうなる
— はっちゅ (@colorfulwhite) 2018年1月27日
「苦し紛れでも 標的までは見逃せない」
\Hyde〜!/
それが1日で全部楽しめる場所なんてあるのかと。
あるんです
というわけで1/27に湯会行ってきました。
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DOPING PANDA復活を目撃した話
ほんとは湯会とかASOBINITEの話とか色々あるけど、それどこじゃねえんだよ!!!!!!!
夢が叶ったぞ!!!!!!!!!!!いや夢にも思ってなかったぞ!!!!!!
個人的三大「見ておきたかったロックバンド」
— はっちゅ (@colorfulwhite) 2017年5月27日
DOPING PANDA
竹内電気
椿屋四重奏
というわけで、「見ておきたかったロックバンド」からDOPING PANDAは除外となります。見たもの。今後の活動は全く未定らしいけど、楽しそうだったし、また見たいな!!!! https://t.co/vmnf3eu1Ms
— はっちゅ (@colorfulwhite) 2018年1月28日
解散が2012年初頭、当時高校2年生だったし、そんな東京での解散ライブなんて見に行けないわけです。
というわけで、全く見れる気配がなく解散してしまい、それを見送ることもできずにいたわけですが、フルカワユタカさんのソロの新作にタロティさんもハヤトさんも参加してたりドーパン初期の作品に再販かかったり、フラグは立ってたんですよね、今思えば。
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死ぬまでに好きぴとカラオケで歌う曲 トップ11
誰かに刺され、この思い。
詳細は省くが結論から言うと、好きな人とカラオケでこれを歌え。それだけです。
「女の子とカラオケで歌えたら死ぬリスト」にcome againは入る
— はっちゅ (@Hat_chyu) 2018年1月8日
「いつか好きぴとカラオケで歌いたい曲トップ11」 #反応次第でまとめる
— はっちゅ (@Hat_chyu) 2018年1月8日
ありなネタではある
— はっちゅ (@Hat_chyu) 2018年1月8日
書き始めたんでいいねした2人は責任とって読むことで https://t.co/3tUolzqaKP
— はっちゅ (@Hat_chyu) 2018年1月8日
なんでこんなモチベなのかは自分でもわかりません。
始めましての人、よくわかんなかったら「カラオケデートに最適なデュエット曲ランキング」と思ってください。この手のランキング系よく書くんですが、いつもはしないアーティスト被りが今回多いです!みなさまご容赦!
なんでトップ11なのかって?常に一歩先を行きたいからさ…(このネタが定着しません)
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[冬休みの読書感想文]『夏フェス革命』〜ロッキン以外のフェスを語る〜
レジーさんにお話を伺った前回( レジーさんに「フェス・SNS全盛期の音楽の聴き方」を聞いてみた - 自力で元気になるブログ )に引き続いて、今回は「夏フェス革命」に関するブックレビュー、はちょっと上手く書けなかったので、代わりに「冬休みの読書感想文」をお届けします。
というか、本を読んで思ったことは大部分レジーさんとのお話でだいぶ吐き出してしまったので、基本はこの本の中身を下敷きにロッキン以外のフェスの再考察をしていければなあと思っています。
鹿野淳さん、という存在とビバラ
まず書きたいこととしては、「実はレジーさんの言う今のフェスの形は、鹿野淳さんの影響がめちゃくちゃ大きいのではないか」ということです。
例えば、この本に書かれている「音楽フェスのハード面・ソフト面の設備そのもの」は、少なくともロッキンに関しては初期に整備されたものがほとんどと言えるんですよね。また、大きく変わったのが参加者の様態、特にSNSの出現以後って話は前回を見ていただければと思うのですが、これ言い変えれば「根っこの、フェスそのものは変わってない」ってことなんですよね。
例えばブッキングにしても、本から引用すればMr.Childrenとゆずのブッキングの頃から「アクロバティックな論理」でのロック認定がなされていたりとか。これが2001年の話。
「他のフェスに行くたびに『地元のものが食えるのっていいよなあ』と思っていたら」と2003年の段階で鹿野さんが書いていたりとか、もそう。
こういうのが、どこまでが鹿野さんの考えで、どこまでが渋谷陽一さんの考えで、どっからは他の人なのかとかはもう知る由も無いです。
ただ僕の中で鹿野さんってめっちゃ食い意地が張ってる人だし(褒めてる)フェスのホスピタリティに関する部分の造詣も深いし、ってのを知ってるのでそう思ったってのがあります。
何より、鹿野さんたちが中心となって行なっている「VIVA RA ROCK」が"ああいう"フェスに仕上がっているってのが何よりの証拠だと思うんですよね。
ああいう、ってのはあんまり伝わらないな。いったことない方々に向けて話せば、ビバラは日本のフェスの中でもトップクラスに「雰囲気がリア充」なフェスなんですよね。もうびっくりするくらいわっちゃわちゃしてる気がする。これはロッキン以上にすごいかもしれない。
でも、例えば出演者は「わかりやすくロック」な人たちに絞ってブッキングしていてバンド中心だし、その中にいてもいいメンツでも例えばback numberとかmiwaって全然出る気配ないんですよねとか。
その代わりに、ロッキン系にには滅多に出ないSiMやSHISHAMOがほぼレギュラーで出ていたりしている。
ロックというものの純度が高いフェスであっても「君と夏フェス」みたいな雰囲気になり得るのは不思議ですよね。てかあのMVの舞台ビバラだしね。
ビバラとCDJはほぼ毎年行ってて、ロッキンは去年ひっさびさに行った体感で言えば、「夏フェス」っていうもののブランディングは完全に成功していて、その代表格かつ1番行きやすいところとしてロッキンが位置付けられている。ビバラはまだそこまで行ってないかなー、という感じです。
ビバラって「フェスって楽しそうだよね!バンドよく知らないけどみんなで行こー☆」(僕が最大限再現できる"そういう人たち"の文面)みたいな人って割合としてそんなにいない気がするんですよね。
以上のことから導き出される結論としては、「ロックファンの大部分が限りなくリア充化している」なんですけども。
あとめっちゃ脱線しますけど、おそらくだけどビバラとULTRA JAPANって客層殆どかぶってなさそうというか、どっちも行く人相当マイノリティだと思うんですよね。ロッキンやサマソニとウルトラならわかんないですけど。あと僕が行ったことあるやつだと、泡パとも絶対被ってないと思う。
ああいう場所の音楽ってフロア沸いてる曲ですら僕なんかは全く知らないんですけど検索かけてみたらYouTubeで再生回数億行ってたりとか普通にあるんですよねえ、パリピっていう人たちもそのイベントで流れる音楽わかって選んでる感もあるのかなあ(でもこないだ行って1番沸いてた曲は「come again」とかだった)
ビバラとTIFとか、あとビバラと@JAM EXPOは、うーん僕自身がそうだからってバイアスかかってますけど、まあまあいる気はします。実は、参加者が「アイドルオタク」というより、「そのグループの固定客」って言い換えるとだいたい1アクトごとにどのくらいの規模感かってわかりやすいと思うんですけども。
さらに脱線すると実はビバラって全然チケット売り切れてないんですよね。去年だと半分京都大作戦みたいなメンツだった3日目だけ売り切れてた。
これ完全にロッキンとCDJが(ほぼ勝手に)毎回売り切れてるから麻痺してるんですけど普通フェスって売り切れないし、売り切れる=もっとチケット売っても売れるだから損な気がするんですけど、これもその裏では人多すぎてホスピタリティが犠牲になるという問題があって、難しいすね。
屋内は拡大するにも「その建物の規模」の限界があるので、CDJは今以上の規模を求めたら千葉マリンを使う以外になくてそれは現実的じゃないし、どうなるやらって感じです。
人々はCDJ1718で何を着るのか
こないだの感想文は各アクトの感想だけ書いた(書けなかった)ので、ここでちょっと書いてこうと思うのですが、去年末のCDJは「夏フェス革命」を読んだ後の、「フェスってこう言うものだ」「今フェスという空間ではこう言う事が行われている」ということを知覚してから行った初めてのフェスだったんですね。レジーさんとのやりとりも真っ最中でしたし。
で、まずやったのは服装調べでした
こういうフェス系に来てる人がどのアーティストのグッズ持って来てるかを目視でカウントしてるんですけどWANIMAの軍隊がめっちゃくちゃいる
— はっちゅ (@colorfulwhite) 2017年12月28日
多分、28日参加者の3〜4割は何かしらのWANIMAグッズ身につけてたんじゃないかなあ。大抵は僕も含めCDJやロッキンのオフィシャルTでしたけど。僕はそれプラス日常使いしてるレザーの上着が案外快適だったので上着脱がずに参加してました。
ちなみに動員は、オンタイムでステージに入れるレベルで超余裕あったんですけど、それは人気云々じゃなくて開始五分前の時点でもうアース入りきらないくらい人集めたWANIMAの真裏だったせいとしか pic.twitter.com/HvWEStfpWT
— はっちゅ (@colorfulwhite) 2017年12月28日
翌29日、僕は色々あってCAPSULE見て帰ったんですが、トリ10-FEETだったこともあり京都大作戦のTシャツがめっちゃいました。特にホルモンが出る日のフェスは大作戦TかホルモンTで溢れかえる、というのも数回フェス通ってる方なら体感でわかっていただけると思うんですが。SiM着てる人もいたぞ。出たことすらねえっての。
ちなみになんですけど、ホルモンよりWANIMAの方が人口密度すごかったです。どのくらい後ろまでいたかって度合いは同じだったから、下手したらWANIMAの方が動員多かったまでありますね。
出演者の偏りもあるんですけど、目視で大体オフィシャル5割、WANIMA or ホルモン or 大作戦3割、その他アーティスト1割、何物でもない服1割、そんなもんでした。大作戦周りの統率の取れ方はなんなんですかね、ビバラもソールドアウトさせるし…
そういえば、ロックバンドとか歌手のグッズとしてTシャツやりだしたのって誰くらいなんですかね。浜田省吾はTシャツ売ってたらしいよ(叔父談)
あと、これはNFパンチの収録で山口一郎さんが言ってたこと。「ファッション系の人たちに聞くと、ロックフェス(の参加者)のファッションすごくダサいらしいよ。みんな一緒だから。」あぁ…
なぜぼっちのフェスがしんどいか
そもそも論で行けば、音楽好きな人間がフェス行って劣等感抱えてたとしたら、お前は何のためにフェスに行って何のために音楽聴きに行っているんだと問い詰めたいくらいなんですけど。音楽好きと呼ばれる人の中で、フェスに行って、周りのリア充をみて劣等感に苛まれる人ってそんないない気がしてたんですね。
もっと掘り下げると、例えば「ライブかっこよかったー!!!!」って言う感情って許容範囲がありまして、一定以上を超えると抱えきれなくなって、その時って発散の方法は叫ぶか誰かに伝えるしかないような気がしています。
ライブ終わったあとハイタッチする人ってそう言うことなんじゃないですかね?これはライブ中だけど、ダイブとかサークルモッシュってそういうことなんだろうなーって思ってますし、だから「ダイブすること」が目的化すると変なことになるって、そう言うことなんじゃないかなって。
体を全く動かさず、ピタッと気をつけしたまんまライブ観るのってめっちゃしんどいと思うんですよね。少なくとも僕には無理だ。
あと時々やるんですけど、フェスの動く予定立てたらトップバッターから最後まで全然隙間の時間がない、みたいな状態ありません?それ、体力的にもそうだけど、いろんな感動で心そわそわしません?その状態続くとめっちゃくちゃしんどくないですか?アウトプットしたくなりません?僕だけ?
ぼっちのフェスがメンタルやられるのって「感動を抱えきれない」って事なんだろうなーっておもいました。
で、ここでスッと吐き出しちゃうからこそ「強烈に印象が残らずらい」んだろうなとおもいます。
なんの話だこれは。「すっごい感動してすっごいテンション上がってるのに、話し相手がいない」のはしんどいよと。より分かりづらいぞ。
まとめろ
とにかくパーティを、あぁこれは「今夜はブギーバック smooth rap」の2番のパクリです。
少なくとも僕はもうフェスを中心に音楽聴く流れできてしまってるし、ライブだってワンマン行く回数<フェス行く回数 になってしまってますし。
いやこれは仕方ないんだよ、sumikaとかAwesome City ClubとかフレンズとかBRADIOが青森までツアー回ってくれないのが悪い。だってライブ見たいじゃん、でもワンマンのたびに東京往復できないじゃん、じゃあフェスとかじゃないと、コスパ悪いどころじゃなくて見れないんですよね…
あと最後に、愚痴を一つ。
なんというかですね、ロックとかアイドルとか分け隔てなく、最近は特に演者サイドからのが非常に多いんですけども、「音楽はYouTubeや聴き放題じゃなく買え」「フェスじゃなくてワンマンに来い」「ライブ中はこうやれ」みたいな指令があまりに多すぎませんか
実名は出さないけど、肩くめは割としんどいっすよ…
いや、でも乗っかったら楽しかったりするんですかね、ああいうのって。