期間限定ではないライブ音源&映像トップ11
昨今のライブ中止や延期に伴い、期間限定でライブ映像を配信したり、また中継のアーカイブを残すなどの活動が活発になっています。
というわけで、耳を貸すべきライブ音源や映像をご紹介します。
しかし今回は
・動画配信サイト、および定額見放題サービス(サブスクリプション)
・音楽配信、定額聞き放題サービス
の中から、「期間限定ではないもの」を紹介します。
以前から普通に配信していたもの、積極的に配信をするアーティストもいるので紹介します。
なぜトップ11なのかって?常に一歩先へ行きたいからさ…
というわけで持ってる人はスピーカー、ヘッドホン、イヤホンを用意して、是非楽しんでいってください
11 Official髭男dism/one-man tour 2019 at 2019.07.08日本武道館
武道館公演をのちにリリースすることは非常によくあることではありますが、やはりここはすごい
Apple Musicにおいてはライブ映像アルバムとして5曲配信されています。それも代表曲を立て続けに。
髭男のよさだなんていまっさら過ぎて、月並みな表現になるくらいなら考えたくもないくらいなのですが、個人的には演奏力とバリエーションなのかなと思います。リズムの取り方とかもすごくクラブとか打ち込みの音楽っぽくて、それと歌やブラスなどの音とマッチ具合が印象的ですね。
10NUMBER GIRL/サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態
過去の名ライブ、という流れで言えばこれがすごいです。
最近復活を遂げたナンバガですが、ほんの少し前まで彼らのライブを体感する手段はこういったライブ版だけでした。中でもこれは本当に解散前最後のヒリヒリ感、客観的に聞いて(終わり際)にはとても聞こえないアンサンブルの強度はすごい。
え?Youtubeとかニコ動の動画?知らんなあ(すっとぼけ)
9東京スカパラダイスオーケストラ/2018 tour「SKANKING JAPAN」"スカフェス in 大阪城ホール" 2018.12.24
レアなライブでは、例えばゲスト連打なものもあります。
スカパラはコラボレーションが多いのですが、それと同時にライブでゲストとして呼ぶことも多いです。中でもこの公演はコラボ曲&コラボ先の曲のスカパラバージョンを披露&収録。すごい。
8 布袋寅泰
MTV Unpluggedは歴史のある番組なのですがいくつか音源がリリースされています。
アコースティックライブとなるのでそれに準じてアレンジがなされるわけですが、しかし布袋さんはこの収録にあわせ凄まじい(原型を留めてないレベルの)アレンジを持ってきています。カントリーにラテンにジャズ、もはや歌詞を聞いてやっとわかるくらいの振れ幅を見せています。楽しそうで何より
7サカナクション /多分、風。from「SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY」
サカナクション / 多分、風。 from LIVE Blu-ray、DVD「SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY ~」
YouTubeに上がってるライブ映像は、DVDだったりスカパーの放送の無許可転載が多いのですが、サカナクションは一曲ずつとはいえ公式に上がることが多いです。
特に6.1chサラウンド を体感できる音源はなかなか存在しませんで、いいイヤホンでぜひ楽しみあれ
6TENDRE/IN SIGHT "One-Man Tour Final"
TENDRE - IN SIGHT "One-Man Tour Final"
長尺のライブ映像をリリースする人たちも結構多いです。
河原 太朗さんのソロプロジェクトですが、CDJ19/20でライブを始めて見てあまりの楽しさ心地よさでアストロアリーナの椅子から動けなくなったのですが、ほぼ全て本人の演奏である音源も腕利き揃いのサポートを交えたライブも、そのどっちも素晴らしい。
5 宇多田ヒカル/Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018
Netflixは嵐など日本の音楽シーンのコンテンツも増えておりまして。
こちらは2018年幕張メッセ公演です。宇多田さんのライブ映像がサブスクになるのも驚きだし、しっかり全編配信になってます。すごい。あえてなんも言わんが、途中のあれとか。
ではNetflix絡みでもうひとつ
4 星野源/DOME TOUR "POP VIRUS" at TOKYO DOME
昨年リリースになった東京ドームでのライブです。
実はこれを見るためにNetflix入りました。その価値大有りです。
おげんさんで披露されたので知ってる人も多いですが、STUTS「夜を使い果たして feat.PUNPEE」の本人による人力マッシュアップ。これをドームでやっちゃうんだからすごいなぁ。
さてトップ3、の前におまけ
DAX〜Space Shower Digital Archives
このYoutubeチャンネルでは、「りんご音楽祭」「森、道、音楽」などのフェス 、ワンマンライブなどの映像を配信しています。個人的なお気に入りはこのあたり
bonobos - Cruisin' Cruisin' @ 森、道、市場 2017
ではこっからはトップ3。決め手は完全に個人の好みのみでお送りします。
3 the HIATUS/The Afterglow
様々ライブがすごいなあと感じるバンド・ミュージシャンはありますが、バンドという形態であればthe HIATUSこそ最高のバンド!贔屓目抜きで考えればそうなりました。
なんせ引き出しがすごい。鍵盤の入ったELLEGARDEN/MONOEYESという見え方も実は間違ってないと思いますし、その激しさやエモーションは凄いのですが、一方で『A World Of Pandemonium』に表れるアコースティックギターやオーケストラの響きがもう「美しい」と評されてもいいレベルです。彼らのカッコよさや美しさは唯一無二ですね。
2 KREVA/LIVE ALBUM SPACE TOUR
ラッパーKREVAが、おそらくしっかりとバンドを率いてライブをやった瞬間
今もですけど、「半生バンド」=DJ卓の音も出つつバンド演奏も行うスタイルは、めちゃくちゃライブ映えします。音の迫力は増すし、グルーヴかんも増すし、めっちゃ踊れるような音楽になります。これは、今BAD HOPとかのライブ配信とかを思い返しながら聴くと、クラブ仕様のトラックからまた味わいが変わる気がしますね。
1くるり/Philharmonic or die
これは本当に凄い
2007年のオーケストラを率いたライブと、京都のライブハウスでのライブの2枚組、なのですがDisk1が、もうあまりにも凄い。
ライブ音源と中継しかチェックしてないですけど、もしかしたら普通の映像よりCD音源のほうが良かったりして…というくらい凄い。サブスクに上がってるやつでも相当すごい。ライブ会場にいるような感覚を飛び越えてます。ぜひいいサウンドシステムでどうぞ。
ちなみにオーケストラが入ったライブということで、音の響きや重厚さはそりゃ邦ロック史上最高レベルなんですけど、「WORLD'S END SUPERNOVA」のこのバージョンは音が厚いのにビートがミニマルに締まっていて、ダンスミュージックとして成立しているんですね。
くるりは編成がくるくる変わるもんで、the HIATUSと同様・同列にすごいとは、一概には言いにくい部分もあるんですけど、間違いなく日本を代表するバンドなのは間違いなくてですね、どのバージョン、どのライブ音源もぜひ聴いていただきたい。
最後に
ちなみに世界で一番どうでもいい個人情報晒しをすると、「WORLD'S END SUPERNOVA」のオーケストラ版は、ガラケー時代に着メロでした。
ここ数日のライブ動向の話
政府の中止要請の前から常に対応作を練ってた様子だったんですが、にしては結構バリエーションあったので忘備録がてら
ケース1 シンプルに中止
まあ、基本的にはそうなりますよね
ケース2 厳戒態勢で実施
ビビった
あと僕が見たところだと、クラブは2月頭から既にマスク着用&消毒等対応がなされており、結構ピリピリしてた。
ケース3 予定されてた内容を無観客で実施
BAD HOPがこれかなと思った
映像見ていただいたらわかるんだけど、本当にライブDVD見てる感じそのままだった。
ケース4 「無観客試合」というボケ
打首獄門同好会に至っては
・わざわざ新曲を準備するというボケ
・実況解説付きというボケ
・誰もいないフロアに布団を敷くボケ
・ゲスト&寸劇多数というボケ
・それでも最後Junkoさんの謎MCが全てをかっさらうというボケ
強かった
しかしそれらも全て翌日のNUMBER GIRLの中継で、拳銃突きつけたアレのバズりにはかなわないという。
ケース5 時間短縮ライブに変更
スキマスイッチの中継は配信媒体によってカメラワークが全く違うので普通に他画面で見てました。面白かった。
KREVAさんは『AFTERMIXTAPE』全曲ライブで、元々すげえライブが良いんですけど今回はなんせ配信の始まりかたが最高だった。アーカイブ見てください。
ケース6 アコースティックライブ披露
山本彩やザ・チャレンジのパターン。東日本大震災の時は発電の問題があったのでけっこうありましたが、今回は控えめだったね。
ケース7 過去の映像蔵出し
これ賢いと思った
一件はサカナクション。実は打首とKREVA、ザチャレあたりが通常のライブの振替で配信行ったので時間がダブってたんですね。
ところがサカナの配信は夜9時から。これならダブらずはしごできる。
他にはフィロソフィーのダンスが、直近のライブ映像を解禁していました。本当にライブすごいグループなので見てほしい
まとめ
ライブのあり方云々については、僕も色々物申したいことがあるんですが、それはさておきライブ映像を家でとことん楽しめるというのはやっぱり良いものだなあと思いました。
他の業態…例えば新日本プロレスやドラゴンゲートは定額の見放題サービスで過去の放送や地方の巡業であっても放送を充実させているし、プロ野球などのスポーツもDAZNは過去の試合も振り返ってみれるわけですよ。
あとディズニーランドやUSJの特集がヒルナンデスでしこたまやってたとして、「見たからいかなくていいや」とはならないじゃないですか。
ライブ映像のサブスク、割と新しいなと思いました。
例えばライブツアー18本あったら、ゲームのシーズンパスみたいに定額支払って追っかけで見れるシステムでもいいわけですよ
ライブハウスでしか感じられない音圧、フェス でしか楽しめない雰囲気や開放感、これはいくら映像で流しても100%伝わらないのならば、むしろガンガン流す方向にいってもよいのではないかなあと思った。
「ライブ見に行って風邪移されたなこれ」みたいなことは心当たりがあるわけで、新型コロナに限らずウィルスうようよしてる空間なことは間違いなく、そしてライブに限らず外出すりゃ感染する時はするもんですので東京事変みたいに限界体制でライブ強行するのも、まあ今後必要な措置なのかもなあとは思いました。おわり。
国内音楽フェスのジェンダーバランス調査
様々要因はあったのですが時期を逸したのでとくにこれといった背景説明は無しです。
タイトル通りですが、一点補足。女性が一人でもあればカウントしています。
なぜなら、「過半数が女性」とするなら、女性がフロントマンで周り男性(フレンズやポルカドットスティングレイ)が対象外になり、逆に「フロントマン女性」とすれば比較的女性の多いユニット(打首獄門同好会やサカナクション)が漏れ、ボーカルか否かで判断するなら紅一点バンド(Base Ball Bearやa flood of circle)においてボーカル曲があるか否かを区別する必然性を感じにくく、こうしました。
なので、数字はともかく人数比は正確ではありませんのでご容赦ください。
あと、いわゆるサーキットフェスは初稿段階では数えてないです。死ぬ。
「イベント名」「女性出演者数/総出演者数」です。よろしければ。
2019年1月
ALL LIVE NIPPON 1/7
2019年1月19日(土)
神奈川県 横浜アリーナ
https://event.1242.com/special/aln_2019/
ROCK AX 1/6
2019年1月22日(火) 、23日(水)
東京都 TOKYO DOME CITY HALL
http://rockax.jp
2019年3月
MASTER PEACE’19 7/33
2019年3月11日(月)
宮城県 MACANA 他
http://masterpeace-sendai.com/index.html
ビクターロック祭り2019 8/22
2019年3月16日(土)
千葉県 幕張メッセ国際展示場
http://www.rockmatsuri.com
HAPPY JACK 2019 ホール:7/11
2019年3月16日(土)、17日(日)
熊本県 市民会館シアーズホーム夢ホール
http://www.kkt.jp/event/happy_jack/
NO NUKES 2019 0/12
2019年3月23日(土)、3月24日(日)
東京都 豊洲PIT
http://no-nukes.jp/
LIVE HOLIC 2/21
2019年3月29日(金)、30日(土)、4月20日(土)
千葉県 幕張メッセイベントホール
大阪府 なんばHatch
https://www.spaceshowertv.com/liveholic/extra2019/
ツタロックフェス2019 supported by Tポイント
10/27
2019年3月30日(土)、31日(日)
千葉県 幕張メッセ国際展示場9~11ホール
https://tsutaya.tsite.jp/feature/music/tsutarock/
2019年4月
YONFES 3/22
2019年4月6日(土)、7日(日)
愛知県 モリコロパーク(愛・地球博記念公園)
http://yonfes.nagoya/2019/index.html
ARABAKI ROCK FEST.19 45/115
2019年4月27日(土) 、28日(日)
宮城県 みちのく公園北地区 エコキャンプみちのく
https://arabaki.com
2019年5月
VIVA LA ROCK 2019 18/100
2019年5月3日(金・祝) 、4日(土) 、5日(日) 、6日(月・振休)
埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
https://vivalarock.jp/2019/
JAPAN JAM 2019 17/54
2019年5月4日(土) 、5日(日) 、6日(月・振休)
千葉県 千葉市蘇我スポーツ公園
http://japanjam.jp
COMING KOBE 5/37
2019年5月11日(土)
兵庫県 神戸
https://comingkobe.com
EDC Japan 2019 7/47
2019年5月11日(土) 、12日(日)
千葉県 ZOZOマリンスタジアム&幕張海浜公園EDC特設会場
https://japan.electricdaisycarnival.com
人間交差点 2019 4/13
2019年5月12日(日)
東京都 お台場野外特設会場
https://www.nkfes.com
METROCK 2019 (大阪)9/40
2019年5月18日(土)、19日(日)
大阪府 堺市 海とのふれあい広場
http://metrock.jp
CIRCLE ’19 8/20
2019年5月18日(土)、19日(日)
福岡県 海の中道海浜公園 野外劇場
http://circle.fukuoka.jp
GREENROOM FESTIVAL’19 11/62
2019年5月25日(土)、26日(日)
神奈川県 横浜 赤レンガ地区野外特設会場
https://greenroom.jp
METROCK 2019 9/22
2019年5月25日(土)、26日(日)
東京都 新木場 若洲公園
http://metrock.jp
森、道、市場 2019 28/107
2019年5月31日(金) 、6月1日(土) 、2日(日)
愛知県 ラグーナビーチ / 遊園地ラグナシア
http://mori-michi-ichiba.info
2019年6月
Amuse Fes in MAKUHARI 2019 5/14
2019年6月1日(土)
千葉県 幕張メッセ国際展示場
http://www.amusefes.jp/2019/
頂 -ITADAKI- 2019 6/23
2019年6月1日(土)、2日(日)
静岡 吉田公園特設ステージ
http://www.itadaki-bbb.com
百万石音楽祭 2019 ~ミリオンロックフェスティバル~ 17/84
2019年6月1日(土) 、2日(日)
石川県 石川県産業展示館 1-4号館
http://www.millionrock.com
LOVE MUSIC FESTIVAL 2019 7/27
2019年6月1日(土) 、2日(日)
千葉県 幕張イベントホール
https://lovemusicfes.com
SATANIC CARNIVAL’19 3/38
2019年6月15日(土) 、16日(日)
千葉県 幕張メッセ国際展示場 9-11ホール
https://carnival.satanic.jp/2019/
DEAD POP FESTiVAL 7/27
2019年6月22日(土)、23日(日)
神奈川県 東扇島東公園特設会場
http://www.deadpopfest.com
京都大作戦2019 5/57
2019年6月29日(土) 、30日(日) 、7月6日(土) 、7日(日)
京都府 立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
https://kyoto-daisakusen.kyoto/19/
2019年7月
JOIN ALIVE 2019 22/74
2019年7月13日(土) 、14日(日)
北海道 いわみざわ公園 野外音楽堂キタオン&北海道グリーンランド遊園地
http://www.joinalive.jp/2019/
KESEN ROCK FESTIVAL’19 1/19
2019年7月13日(土) 、14日(日)
岩手県 種山ヶ原イベント広場
http://kesenrockfes.com
S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL 2019 1/15
2019年7月13日(土) 、14日(日)
千葉 県立幕張海浜公園 S2O JAPAN特設会場
https://www.s2ojapan.com
Corona SUNSETS FETIVAL 4/20
2019年7月13日(土) 、14日(日)
沖縄県 沖縄美らSUNビーチ 野外特設ステージ
http://corona-sunsets.jp
BAYCAMP KOBE 2019 11/25
2019年7月20日(土)
兵庫県 神戸Harbor Studio
http://baycamp.net/2019kobe/
加賀温泉郷フェス2019 34/52
2019年7月20日(土)
石川県 山代温泉 瑠璃光
https://www.kaga-fes.com/2019/
NUMBER SHOT 2019 13/43
2019年7月20日(土) 、21日(日)
福岡県 海の中道海浜公園 野外劇場・子供の広場
https://numbershot.jp
FREEDOM beach 2019 in AOSHIMA 6/26
2019年7月20日(土) 、21日(日)
宮崎県 青島こどものくに
http://freedom-aozora.com
MURO FESTIVAL 2019 13/74
2019年7月20日(土) 、21日(日)
千葉県 幕張海浜公園Gブロック特設会場
http://murofes.com
FM802 30PARTY MEET THE WORLD BEAT 2019 5/10
2019年7月21日(日)
大阪府 万博記念公園自然文化園もみじ川芝生広場
https://funky802.com/meet/
OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL VOL.10 10/42
2019年7月26日(金)、27日(土)、28日(日)
秋田県 男鹿市船川港内特設ステージ
https://onrf.jp
FUJI ROCK FESTIVAL ’19 77/282
2019年7月26日(金)、27日(土)、28日(日)
新潟県 湯沢町 苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com
2019年8月
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019 87/251
2019年8月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)、12日(月・振休)
茨城県 国営ひたち海浜公園
http://rijfes.jp
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO 25/100
2019年8月16日(金)、17日(土)
北海道 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ
http://rsr.wess.co.jp/2019/
SUMMER SONIC 2019 57/170
2019年8月16日(金)、17日(土) 、18日(日)
東京:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
大阪:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
http://www.summersonic.com
WILD BUNCH FEST. 2019 20/71
2019年8月23日(金)、24日(土) 、25日(日)
山口県 山口きらら博記念公園
http://www.wildbunchfest.jp
MONSTER baSH 2019 17/60
2019年8月24日(土) 、25日(日)
香川県 国営讃岐まんのう公園
http://www.monsterbash.jp
音楽と髭達2019 -最後の花火- 1/9
2019年8月31日(土)
新潟県 HARD OFF ECOスタジアム新潟
http://otohige.com
ロックのほそ道 ~10th Anniversary Special~ 0/8
2019年8月31日(土)、9月1日(日)
宮城県 ゼビオアリーナ仙台
https://rocknohosomichi.jp
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2019 23/77
2019年8月30日(金) 、31日(土)、9月1日(日)
山梨県 山中湖交流プラザ きらら
https://www.sweetloveshower.com/
RUSH BALL 2019 13/42
2019年8月31日(土)、9月1日(日)
大阪府 泉大津フェニックス
https://www.rushball.com
2019年09月
OTODAMA’18-’19~音泉魂~ 13/40
2019年9月7日(土) 、8日(日)
大阪府 泉大津フェニックス
https://shimizuonsen.com/otodama/1819/
New Acoustic Camp 2019 16/45
2019年9月14日(土)、15日(日)
群馬県 水上高原リゾート200
http://newacousticcamp.com
氣志團万博2019 11/34
2019年9月14日(土)、15日(日)
千葉県 袖ケ浦海浜公園
氣志團 / 他
http://www.kishidanbanpaku.com
ULTRA JAPAN 4/40
2019年9月14日(土)、15日(日)
東京都 江東区青海 お台場ULTRA PARK特設会場
https://ultrajapan.com/ja
BAYCAMP 2019 35/106
2019年9月14日(土)、15日(日)
神奈川県 川崎市東扇島東公園 特設会場
http://baycamp.net/2019/
KOYABU SONIC 2019 18/32
2019年9月14日(土)、15日(日)、16日(月・祝)
大阪府 インテックス大阪
http://www.koyabusonic.com
Augusta Camp 4/12
2019年9月15日(日)
山梨県 富士急ハイランドコニファーフォレスト
http://www.office-augusta.com/ac2019/index.html
山人音楽祭2019 10/40
2019年9月21日(土) 、22日(日)
群馬県 ヤマダグリーンドーム前橋
http://yamabito-ongakusai.com/2019/
イナズマロック フェス 2019 4/16
2019年9月21日(土) 、22日(日)
滋賀県 烏丸半島芝生広場
https://inazumarock.com/2019/
宗像フェス ~FUKUTSU KOINOURA~ 12/19
2019年9月21日(土) 、22日(日)
福岡県 恋の浦夕日の丘
https://munafes.jp
京都音楽博覧会 2019 4/7
2019年9月22日(日)
京都府 梅小路公園芝生広場
http://kyotoonpaku.net/2019/
PIA MUSIC COMPLEX 2019 13/32
2019年9月28日(土) 、29日(日)
東京都 若洲公園
https://piamusiccomplex.com
中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2019 23/80
2019年9月28日(土) 、29日(日)
岐阜県 中津川公園内特設ステージ
http://solarbudokan.com/2019/
りんご音楽祭2019 54/236
2019年9月28日(土) 、29日(日)
長野県 松本市
http://ringofes.info
阿蘇ロックフェスティバル 2019 in 北九州4/9
2019年9月29日(日)
福岡県 ミクニワールドスタジアム北九州
https://aso-rockfes.com
2019年10月
マグロック 2019 7/20
2019年10月5日(土)、6日(日)
静岡県 清水マリンパーク内イベント広場
http://magurockfujisonic.com/2019/
THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2019 18/53
2019年10月5日(土)、6日(日)
鹿児島県 鹿児島市・桜島多目的広場&溶岩グラウンド
https://www.great-satsumanian.jp
阿波国 THE SOLAR BUDOKAN 2019 5/18
2019年10月13日(日)
徳島県 月見ヶ丘海浜公園内特設ステージ
http://solarbudokan.com/awanokuni/2019/
2019年12月
REDLINE ALL THE BEST 2019〜10th Anniversary〜 3/23
日程:2019年12月1日(日)
会場:幕張メッセ 国際展示場9-11ホール
ポルノ超特急2019 3/30
日程:2019年12月21日(土)・22日(日)
会場:京都パルスプラザ
FM802 30PARTY FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2019 28/94
日程:12月25日(水)~27日(金)
会場:インテックス大阪
COUNTDOWN JAPAN 1920 67/178
日程:2019年12月28日(土)~31日(火)
会場:幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール(28日は国際展示場1〜11ホールのみ)
以下感想
パンクやメロコアのイベントであれば、女性メンバーのいるホルモン、ヘイスミあたりがほぼ大抵並ぶので、0組ということは皆無でした。
ヒップホップやクラブの場合、どうしても女性比が低く1日あたりだとゼロということも大いにあります。
ただ、これに関しては大型フェスにおいてもラッパーやDJの出演者が限られている昨今、単にフィメールラッパーの扱い云々だけ語ってもなかなか難しい部分はあるのかなと思います。
0組になり得る要素としては「1ステージのみの小規模イベント」「キュレーターとなる人が、その人の交友関係から引っ張ろうとする場合」が考えられる。ロックのほそ道なんかそのパターン。
また、具体的に数を数えたわけではありませんがステージにおいて女性比が高い時というのは
サマソニ東京初日マウンテン(7/8)がおそらく最高、CDJが初日アース(4/7)や最終日アストロ(8/14)あたりは平均的に良いと言われる水準になるかなと思います。
個別では
なぜかロッキン系には全く出演しないものの、その他各地のイベントでメインステージに立つなど恐らく昨今最高人気のガールズバンド
・ヤバいTシャツ屋さん
男女混成、メロコア系イベントほぼ制覇+ロックに限らない多様な出演者の中にも混ざり出演など多数、その数はホルモンすら上回る
・LITTLE GREE MONSTER
ロッキンやサマソニなどバンド以外の出演者が多いようなイベントに多く参加。
・Saucy Dog
・Hump Back
大型フェスからアーティスト主催のジャンルに特化したイベントに至るまで、かなり広い守備範囲で出演
あたりが印象的でした。
で、ジェンダーバランスをもし整えようとすると、日本の場合女性の出演者がそもそもかなり限られており、多分「どのフェス見てもリーガルリリーいるな?」みたいな現象を起こしてしまいかねない、というのがありまして。
ひと昔まえはここにチャットモンチー御大がいたのですが。
かなり意識して女性を呼ぶ場合、現状フェス稼働を熱心にやってる人の場合「アイドル」に頼らざるを得ないのではないかと思いますね。
ただまあジェンダーバランス良くしたところで、オーディエンスの女性にとって良いかどうかと言われると非常に難しい気がします
だって「女性の感性だからこそできる表現」その説で言えば、おそらく今1番訴求力の高い音楽フェスはTOKYO IDOL FESTIVALということになるんですよね。女性に加えてLGBTの出演者や、性産業従事者とかも出てるわけだからさ。
ジェンダーバランスを女性優位にしたところでじゃあ観客にその意向が響くかというとすごく難しく、「じゃあ私たちのフェスは男女比半々にします、バランス見直します」と風呂敷広げた際にはどう出演交渉するんだろう、という疑問も当然湧きます。
あとどうしても主催者の交友関係からオファーをする、つまり「俺たちの仲間」を呼ぶイベントの場合ってたくさんありますよね。
もしこういうイベントに対しては「お前もっと異性のミュージシャンと交友を深めろよ」ということになってしまう…のか?わかりませんが。
(追伸)数え間違い、フェス調査の穴抜け等多数あるかと思います。自分も修正追加しますが何かありましたらご連絡やコメントください
嵐の最強アルバム「How's it going?」を早く聴け
間に合わなくなっても知らんぞー!!!!
(ベジータの画像を転載するのはやめとく)
と言うわけで嵐の、いやJ-POP歴史的名盤「How's it going?」を聞きなさい。というお話です。
ほら、アルバム曲もサブスクリプション解禁になったわけですし!!!
アルバムの概要
まずこれがどういうアルバムか。
「How's it going?」2003年7月9日にリリースされました。このアルバムは
・嵐の歴代アルバムのなかでも累計売上枚数最低(11万枚)
これが全てな気がしますね。ええ、低迷しています。
なんせ華々しいデビューのあと、「Love so sweet」が年間チャートトップテンに初めて入るまで約8年かかってますからね。
しかしこの時期の嵐の曲は本当にすごい。
このアルバムはもっとすごい。
例えるなら
「ceroとレキシとCreepy Nutsが一緒にアルバム作って、最後の曲だけDragon Ash」です。
いや、時代(03年ごろ)を考えるなら
「TRICERATOPSとくるりとRIP SLYMEが一緒にアルバム作って、最後の曲だけDragon Ash」ですかね。
・音の重なり方がすげえいい
・グルーヴ感がマジで本格的なファンクのそれ
・さまざまなルーツや最先端を感じさせつつJ-POPとしてまとまりがある
・自然かつゴリゴリなサクラップすごい
・最後だけゴリゴリのミクスチャーロックの謎
ざっと書くとこんな感じでは。
ここがすごい①音の重なりが美しい
一個このアルバムですごく際立つのはシンセやオルガンの音がすごく重なるところ。
嵐って元々歌+ラップとか主旋律+ハモり、さらには大野くんのシャウト(?)が絶品とか、声の重ね方はすごく工夫されていてそれがとても良いなあと思っています。
このアルバムだと「できるだけ」という曲は、最初の大野くんの力強い歌声もすごく惚れますが、サビの音の重なり方がすごい。
ブラス+ストリングス+ギターそれぞれの旋律もちゃんとはっきりしてて噛み合ってるし、その後ろでフュージョン系の鍵盤がなってて全体をまとめてるんですよ。
そしてベースとドラムのリズム隊、これがめっちゃくちゃいい。パッと聞こえるメンバーの歌やブラスに負けない、ファンクなリズムがはっきりあります。
ここがすごい②曲のグルーヴ感が異常
てかこのアルバム全体的にめっちゃ骨太なダンスミュージックになってるんですよ。
この次の「テ・アゲロ」はちょっとドラムンベースみたいになってるんですが、編曲はみんな大好きCHOKKAKUさん。ラテン系の雰囲気もありますが、中身を切ってみるといつものダンスポップだった。
そして今回のリード曲「Lucky Man」。マジこの曲、今レキシがそのままカバーしてもバレないくらいすごいファンク。コーラスの女性のソウルフルな歌やバックトラックに、メンバーの歌やラップが負けていない。
そして、次の曲の「身長差のない恋人」がすごい。だって「Lucky Man」との繋ぎでバンドのゴリゴリに良いセッションタイムがあるんですよ。アイドルのアルバムなのに。すごくない?
これはアルバムの一番好きな部分のお話なのですが、時々嵐不在で良い音が流れてる瞬間があるんですよね。だから、それくらい参加ミュージシャンの熱意がダダ漏れしてるんですよ。
ちなみに「Lucky Man」「できるだけ」の編曲大坪さんは「新宿スワン」とか「クローズZERO」などの劇伴を担当した人。「身長差のない恋人」編曲の長岡さんはドラマ「仁」の人です。だから、音の重ねのプロ(なんだそれは)ですね。
ここがすごい③王道から挑戦への振れ幅
王道ソングだと、もう名前が上がってるようなあがる曲の他には桜井くんがピアノを弾いた「Blue」やら、エレピの音やコーラスがすごく心地いい「パレット」のようなバラード曲もすごくいい。
あと、ここまで音の多い曲や重なりのある曲の話が多かったですが、逆に「ONLY LOVE」はすごく余白がありつつもグルーヴがハネてる曲で、すごく今っぽいです。オーパーツかなにか。
ここがすごい④ミクスチャーロックは好きですか
ここまでファンクとかダンスという話が出てきましたが、それでも時々顔を見せるミクスチャーロック感。
サクラップが入ってる曲の中でも、「a day in our life」などのわかりやすいヒップホップ曲じゃなく、「嵐の前の静かさ」「PIKA⭐︎NCHI」のようなバンドサウンドに、歌代わりのラップでAメロBメロ埋めちゃうのは結構素敵です。
まとめ
さまざまな要素を切り分けて話しましたが、こらって一個一個突き詰めて一つの作品とするのが本来なような気もします。
それを一枚にまとめちゃって、形がブレないのが「嵐」という表現者の強みなのかなと。
嵐が歌えばなんでも良い、みたいなアルバムでは決してないんですよねこれ。けどあわよくばレキシのバンドあたりでアレンジ詰めてリニューアルしてみて欲しい…
ベボベ「EIGHT BEAT詩」小ネタ集
『C3』全体のレビューはまあ改めてやるとして、ついにこんな歌がベボベから放たれるとは。
これまでも「真夜中のニャーゴ」や「ウィークエンド・シャッフル」等の企画でBase Ball Bearというバンドの足跡がかたられてきました。
それを参考にこんな青い文も書いたりした
しかし、遂に歌の中でこれが語られるとは!しかもベボベ史(そんな学問まだ無い)においてかなり後発である「小出さんのラップ」と「チャップマン・スティック」を用いた楽器である、というのがもう、ファン心を擽られまくってます。
というわけで、ゲームの攻略wikiくらいの分量で小ネタを拾っていきます。
Back to the 2001年 午後イチの体育館で鳴らした精一杯のスーパーカー 別に待たれてないしバズりもしない だけど見えた気がした淡い未来
これは、小出・堀之内・湯浅・関根の計4人が揃った学校祭ライブということになります。堀之内さんを引き抜いてこの四人になったのかな。
「今日でやめる」そんな約束 捨てさせた一通のEメール
本番直前に小出さんと堀之内さんが大喧嘩をし(原因は小出さんがスパルタすぎてから、らしい)、堀之内さんが学校祭後辞める予定だったものを小出さんが引き留めたと。
デモテープ 送りつける 正真正銘のグレートハンティング
当時からEMI社が行っていたオーディション「GREAT HUNTING」。出身者には、この後に運命的な出来事がおこる「赤い公園」も。
すぐに連絡きて 喜びすぎて 腰が抜けて座り込んで 渡り廊下のストレンジャー好きにすりゃいいじゃんここでの イス取りゲームは
ここ、当時の小出さんが人生最悪レベルに環境が悪く、あげく青春を拗らせた場面になります。
椅子とりゲームの件は『光源』「リアリティーズ」でも「誰かでありたいなら/席につくことさ」と歌われました。
EMIで面談 するつもりはない観光や記念には 速攻でブッキング 初ライブ そして、Studio TERRA デモレコーディング
Studio TERRAはEMIお抱えのレコーディングスタジオで、2010年6月に閉鎖されました。
ベボベだけではなく数多くのバンドから愛されており、その年寺子屋というユニット名義で「EMI」(エミ)がリリースされました。
作詞野田洋一郎、作曲野田洋一郎と吉井和哉。寺子屋のメンバーは、ACIDMAN、the telephones、西川進、フジファブリック、ホリエアツシ(ストレイテナー)、RADWIMPS、吉井和哉。
この様子は、後にEMI ROCKSというフェスでも披露されました。ちなみにフェスでの出演者としてベボベも参加。
下北(沢)GARAGE 今じゃ僕らの聖地 出会った年上のバンドマンへあなたたちにもらった沢山の叡智や友情は心に残るエール くじけそうな時、想う魂 昼まで語ったムダ話 どこからきてどこへ行くのかを綴る これは Just like EIGHT BEAT詩
この辺はこちらも参照
ちなみに僕も中音の意味が最初わからなかった
経て、2005年 決まった事務所はSMA 担当マネージャーは徳留
通称「ハムちゃん」。美人さん。
グランドキャビンで全国を行脚
ハイエースワゴンの中でも10人乗りのかなり大きいモデルですね。機材車兼移動車となるものです。
勉強させてもらう先輩の前座
この当時前座を務めていた相手の先輩にDOPING PANDAがおります。
ご存知の方も多いですが、4人組として活動していた2016年に湯浅さんが脱退。湯浅さんと交流のあったドーパンのギタリストフルカワユタカさんがサポートとして参加したわけですね。
ただこの時はフルカワさんは、後輩の礼儀や態度の面でご立腹だったそう。
デビューの準備 日に日に 追い詰められてかなりギリギリ メジャーは厳しい それでもひねり出した「GIRL FRIEND」は金字塔
メジャーデビューEP「GIRL FRIEND」は4曲入りですが、カップリングとなった3曲は早いタイミングで完成してました。三曲の中から表題曲を選ぶのだろうと予想していたメンバーに対し、当時のディレクターが放った一言は「じゃあシングル曲作ろっか」と。
そして、いつの間にか目の前に広いステージ 風でめくりあがってゆくページ 全くない手応え 響かない声 冷え冷え 壁そびえ立ってるようで
中でも一番トピックとして語られているのは2010年1月3日の武道館公演で、これが本当に手応えがなかったと語られることがあります。
なぜだ?なぜだ?なぜだ?なぜだ? ディレクターにたずねた 「その手から誰かの手に渡すのが“表現” どれくらい向き合ってきた?」
この一言を受けて、「じゃあどういう表現をしたいのか?何を歌いたいのか?」を突き詰めた結果できたのが、初のセルフプロデュース作品でもある3.5thアルバム「Cypress Girls」「Detective Boys」になります。
聞いてるか? あれから片時も忘れてないし 一生奢るつもりもない 穴のあいた砂袋 中身 君に届けるための苦労に命賭けよう 旅に出て 君の街まで 爆音で胸の奥の奥へ どこからきて どこへ行くのかを探す それは Just like EIGHT BEAT詩
最近の曲「いまは僕の目を見て」でも「言葉は穴の開いた/軽い砂袋さ」と。
突然もげた片翼 狂うバランス 無様に羽ばたくイカロス 長い青春 終わりのチャイム
ここは湯浅さん脱退に関する部分。
「片翼」というのは当時ツインギターの一翼を湯浅さんが担っていたから。物理的に2パートないと演奏できない曲が多かったため、移行期間としてフルカワさんや弓木さんなど、サポートギタリストを入れた4人組でライブを続けました。
…とここまで書いて思いましたが、実はFF7のイカロ…セフィロスのことかも。イカっぽいセフィロスだからイカロス。ボス戦のBGMが『片翼の天使』です。今となっては、ケニーオメガ選手の必殺技の元ネタとして有名ですね。
……いや、これは逆転のための合図 だったら試す どれっくらいイビツになろうが自力の三点倒立
当時の「真夜中のニャーゴ」が、あまりにも悲壮感たっぷりだった(ように見えた)のですが、それでも「こういう逆境をドキュメントとして曝け出すのもベボベ的」という小出さんの発言は力強かったです。あと隣にいた南波一海さんの「大丈夫だよ!俺もバンド辞めてるし!」は笑った
ギター・ドラム・ベース 輝くフレーズ
「ポラリス」より抜粋ですね。
駆けてゆく 豊穣の季節
シャドバにしか聞こえない
失くしたもの数える作業より想定外の自分を愛しなよ
「神々LOCKS YOU」の歌詞から引用
生まれ変わってきた現実 まさに実践編のchanges
誰が見ても明らかな過去作オマージュ。
かつてこの曲をどうしてもアルバムに入れたくなくてアレンジガチャガチャにしたとは思えない。
示してく 生き様で訴求 刀選ばない侍がいまRock you なおも涸れることのない探究心 両腕で抱いたこのチャップマン・スティック
ストーンズのように クラプトンのように いつまでもRollin' Rollin'
2組とも半世紀近く時代を駆け抜けたロックレジェンドですね、
出会いがあって別れがある でも、その度 果実の甘味は増す
これまでベボベの曲で頻出だった果実は「レモン」ですが決して甘くは無い。この時点で、もうベボベ はレモン=青春のコンテンツ力に頼らないバンドになった、とも言えます。
新しい曲を書いて 旅に出て また次の君の街へ AtoZ 書き足してゆくAとBとC いまも Just Like EIGHT BEAT詩
2019年のベスト諸々
いろんなことがありました。とてもここでは書けないようなことも含めて。
振り返り兼皆さまにもなにか響くような面白情報になれば幸いです。
2019年ベストライブアクト
〈ワンマン・ツーマン編〉
1.サカナクション@きたえーる(5.3)
2.Wienners×眉村ちあき@札幌COLONY(6.29)
3.Base Ball Bear@cube garden(12.8)
4.Awesome City Club×雨のパレード@PENNY LANE24(11.10)
5.フルカワユタカ@札幌COLONY(11.2)
まあ今年から北海道に引っ越してきたので、こうなった。
ちなみに当日券とかリセールで大体入ってます。前々からチケット仕込んでいたのはベボベくらいかな
〈フェス・イベント編〉
1.Base Ball Bear@ROCK IN JAPAN FES
2.UNISON SQUARE GARDEN@VIVA LA ROCK
4.ELLEGARDEN@RISING SUN ROCK FES
5.I Don't Like Mondays@JOIN ALIVE
シチュエーションも込みで言えば、真夏の夜大トリで「BREEEEZE GIRL」なんかやられた日には、そりゃ最高だった。
ナンバガとエルレはまさか生きてるうちにライブを見れるなんてな。生きてみるもんですね。
ベストMV
片岡さんはどうやらものすごくただれた過去があるらしい(断定)
ベスト音楽以外で良かった場所やイベント(新設)
1.サツドラフェス DRAGON GATEスペシャルマッチ(9.8)
2.渋谷パルコ
3.リアル脱出ゲーム×ペルソナ5「ミステリーパレスからの脱出」
4.焼肉ライク渋谷店
5.アクアパーク品川
僕の心の中の千鳥ノブ「どういう順位?」
ベスト本
『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』ほぼ日刊イトイ新聞
文自体はほぼ日で読んだことあるやつも結構あるけどね。
ベスト映画
「スパイダーマン:スパイダーバース 」
2を今から待ちわびる男
ベスト温泉・サウナ (新設)
1.ひだまりの泉 萩の湯(鶯谷)
2.アパホテル &リゾート東京ベイ幕張 飛翔の湯
3.スパサフロ(札幌)
4.かるまる(池袋)
5.第一滝本館(登別)
趣味:温泉が加わりました。
ベスト食べ物
1.自分で作った塩釜ローストビーフ
2.「伝説のすた丼」の北海道バター豚丼
3.ロッキンで食べたお茶漬け
4.ジンギスカン だるま
5.横浜中華街の一口北京ダック
ベスト瞬間
1.下記ツイート
あなたはクラブに遊びに行ったら隣にテレフォンズの石毛さんが居たことはありますか?僕はあります
— はちくん (@Hat_chyu) 2019年8月16日
その後突如ノブさんに服脱がされてダンスバトル挑まれたことは?そして脱がされて投げられた服をなぜか長島涼平さんが持っていた、ということはありますか?
2.ボーナスが出た瞬間
3.念願のMNF
4.ライジングサンの2日通し券が当たった瞬間
5.札幌のリトルジュースバーの実店舗に初めて行った瞬間
なんでテレフォンズのメンバーに写真撮ってくださいって言えなかったのか
来年もこの時期に色々振り返って楽しめる人生にしような…
冬休みの作文「 #CDJ1920 に行きました」
1日早すぎ問題
うっかり今年も来てしまったよ。4年連続6回目。
随時更新していました
ネクライトーキー
ライジングで見る予定が台風でぶっ飛んで、結果初見でした。「こんがらがった」は今年に入って聞いたものでは裏ベストトラックです。去年の音源なので裏ですが。
さて、結構きめ細かく音の手数を重ねるようなバンド、という印象でしたが音源で聴くより数倍迫力あった。音の滑舌がめちゃくちゃ良いんですよ。
あとボーカルのもっささん、いわゆるアニメ声の部類だと思うんですが声量が大きくなってもそのままの声質で、しかもめっちゃ滑舌いいの。すごい、才能。
Base Ball Bear
幾度となく見てきたんですが、CDJで見るのは初めてでした。
今年に入ってBase Ball Bearは本格的に3ピースバンドとして活動するようになった。つまり、ギター二本のアンサンブルが成立しなくなった状態から、既存の曲の再構成&新曲リリースというのは、しれっとやってるけど十分すごいことだと思います。
MCでも「同世代のバンドの休止が出てきて、バンドを続ける難しさを感じる」と言ってました(NICO何某とか)けど、10年近く前の曲「17才」とか「ドラマチック」が凄く新鮮なアレンジで聞けるという点では、偶然にもいますごく良い時なのかな。
あと「十字架You&I」凄すぎた。
TENDRE
LUCKY TAPESとかのお仲間さんでしょ?くらいのノリで見たら凄くダンディで俳優さんみたいな人が出てきて笑った(失礼
今の若い世代のバンドで、凄く低くて渋めの声で、ああいうソウル系の曲歌うのあんまりパッと思いつかないですね。
かと言って、オリジナルラブの田島さんとかとは、凄くニュアンスが違ってて、良い意味で迫力を抑え目にしている感じがありましたね。
たぶん、歌モノとしての完成度とトラックとのバランスがあるのかななんて。
ROTTENGRAFFTY
なんでか知らんけどここ数年必ず毎年幕張で見ています。そこまでファンというわけではなかったはずなのに。
見たくなる要因は、「大作戦」系のメロコアとかパンクとか、そういう人たちの中でもクラブとかハウスで踊るときのテンションなら凄く近くて僕個人的にノリやすいからだと思います。
例えば一曲目いきなり「金色グラフティー」だったんですが、これはBメロで一気にそれっぽくなるとかエレクトロ一色じゃないのも面白いですね。
だけどまさか「今夜はブギーバック」のカバーをやるとは。全然知らなかったのですが、16年にはもうカップリングで収録してたらしい。なんと。そしてそれがすっごいよかった。
SOIL&"PIMP"SESSIONS
この人たちも毎年見てるなあ
今年はどちらかというとセッションが強調されている印象でして、しっちゃかめっちゃかでした。
いつもじゃねえか、と言われるかもしれませんが、ここんところのクラブミュージック導入によって演奏がカチッとしだした部分ってあったと思うんですよ。
大暴れと計算のいい配分って難しいんでしょうけどね。
木村カエラ
ソイル終わりからナンバガ直前まで見ておりましたが、渡辺忍さん(しのっぴ)がいない!いつものギターの雰囲気じゃない!と後ろ見たら普通にハマオカモト&レイジがいました。
でも、にしてはギターのコウキさんが雰囲気違うし…と思ったら曾田茂一さんでした。すげーひっさびさに見た。昔はしのっぴとツインギターでしたね。
あとキーボードの堀江博久!まじか!一時期ハイエイタスなどバンド掛け持ちを辞めてたんですが、それ以来見ました。そして打ち込みの音もすごく多くて。
直近のカエラさんのライブを見た時ははキーボードレスの編成が多かったので人は違えど久々の布陣でした。
NUMBER GIRL
本来ならライジングサンで観てたはずなんですよねえ!!!!台風恨む。
正直4人並んだ時点から(すげー!!!!!!!!)しか感想がないので書くことがないのですが一点だけ。
ロッキンオン主催のフェスって演奏の音量制限が他のフェスより結構厳しいんですね。例えばマキシマムザホルモンとかは別のフェスでのインタビューでこのことを暗に愚痴ってたらしてました。
にしてはナンバガ、ものすごく轟音が聞こえてきて大変でした。そういや02年解散でCDJの初回が03/04だからノウハウなんてないよなとか、ナンバガだし!となったのか。分かりませんが。
その後サカナクション頭数曲見ました。「北海道札幌市からまいりました。サカナクションです」痺れた。
四星球
まさか2019年のライブ納めかこれになるとは思ってませんでした。
きっかけは今年のロッキン、バンプの真裏ですごく面白かったという評判やテレビの様子を見てたので、見てみたかったんですよ。
いやすごい。僕はうっすら曲聞いたことあるくらいで、ほぼ知識ない状態なのでセトリもよくわからず、てかどっからどこまで一曲なのかもわからず
例えば小ネタ一個一個が質も量もおかしくてですね。何曲か跨いで伏線回収なんてザラ、しつこい天丼も有れば忘れた頃にもっかいとかもあり。完全にそういうショーを見せられまして。こわ。ほんと怖。
〈諸々のお話〉
動員は4万8000人って言ってたかな?いやーなんせ混んでた混んでた。
ただ、他のフェス(ビバラとか)に比べると様々なものがかなりコンパクトにたまってるので、そういう意味では待たされても後から帳尻合わせられたり、待ってても退屈しないのはいいフェスだと思いますよ。
今回、マッサージブースを結構楽しんだんですけど30分くらい待ったかな?でもブースの真裏がギャラクシーステージなので演奏中の時間なら全然曲聴いて時間過ぎるのを待てましたね。
あと、相当に行列ができる店(牛とろ丼とかいちごけずり)とそうでもないところの差は悲しくなった。
一個気になったのはギャラクシーステージ、いつ行ってもかなり満員でした。全体的に動員力のあるアーティストが多く集まるようになってきたのかなと思いました。
そこで思い起こされること、それは2020年夏のロッキンが、5→3日間開催に減ることです。
当然、出演者はガッツリ減るはずなんですよね
で、普通はメインに出るような人たちもサブに回る、となると今セカンドステージに出てる層って(若手おしのけてでも出したい)になるのか(今回は若手に出番回そう)になるのか、その瀬戸際になりそうだなって思いました。
お前は今年のロッキンでは「来年も呼んでもらえるように頑張ります」的なコメントを方々で聞いた気がするなあ
まあ、簡単にはスケールダウンさせてはくれないでしょうけどね、気になるところです。
あとは向井秀徳さんの老け具合とか色々ありますがまあ、この辺で。